中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

新型コロナ感染症で素朴に思う  日本人はすでに「ファクターX」にあたる「免疫」取得では?

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日本人には、すでに免疫があるのでは?

1.益々腑に落ちない日々の報道

(1)新型コロナ感染症に関して、私も時系列で結構書いています

が、最近になって、腑に落ちないことが、日増しに大きくなってい

ます。

こんなことをいうと、

「馬鹿なことを言うな、感染拡大だ。日々数百人新規感染している

じゃないか。PCR検査結果を把握しろ。ちゃんと報道を見聞きしろ」

とのことが、一般的見解でしょう。

 (2)ところが、素朴に考えて「感染症にかかる」ということは、

そのうち一定割合の方が重症となり、またそのうち一部の方が、亡く

なる、ということでは、ないでしょうか。

 私に、専門的な話はできないので割けますが、PCR検査で陽性が出て

いることと、感染症にり患していることとは別物の気がします。

また、新型コロナ感染症で重症になった方の数字は直接把握できませ

んが、

「亡くなった」、という方は7月10日過ぎからみると数名もしくはゼ

ロで、明らかに、減少傾向です。

もちろん、人口は東京都だけで1300万人、日本全国で1億2000万人い

ますから、感情論でなく、数学的統計的思考は必須化と思います。

日々マスメディアが、大きく報道する「PCR陽性者数」とは、明らか

に連してしていませんし、相関性がないようにも、読めます。

マス・メディアはなぜそれを報道しないのでしょうか。

「死者数の減少」を流す時間がない、とは思えません。

視聴者を「怖がらせることができない。煽れない。関心をひかな

い。」という判断ではないでしょうか。

 

2.世界比較で、少ない日本の死亡者数

IPS細胞でノーベル賞京都大学の山中信也さん中心に「ファクター

X」の検討も進んでいるようですが、

私が聞いている「自然免疫」と「集団免疫」の話を紹介します。

もちろん、私が見解を主張する事はできないので、引用です。

(1)自然免疫

 高橋泰氏(国際医療福祉大学教授)の以下の「自然免疫」の話を聞

きました。

   日本の死者数が欧米の100分の1である要因の仮説の一つとして

自然免疫力を考える

自然免疫で治る人の比率が欧米より日本人(アジア人)のほうが高

く、その結果「軽症以上の発症比率」が低くなるが、抗体陽性率も

低くなる。

自然免疫力(特に細胞性免疫)の強化にBCGの日本株とロシア株が関

した可能性は高いとみている。

 日本では、新型コロナにかかった人が次の人にうつしても、その大半

自然免疫処理され、次の人への感染につながらない。

すなわち新型コロナ感染のチェーンが切れやすい。

よほど多くの人に暴露を行わないと、そこで感染が途切れる可能性

が高い

欧米では感染後、しっかり発症して他の人にうつす、再生産確率が

高いため、日本と比べて感染スピードが速く、かつ感染拡大のチェ

ーンが途切れないということになる。

 

(2)集団免疫

上久保靖彦氏(京都大学教授)「集団免疫を獲得という仮説」)

閉鎖前、中国からのS型とK型の日本への流入・蔓延が続き、多く

日本人の間にS型・K型の集団免疫が成立した。

具体的には、K型の侵入に対して、体内のTリンパ球が反応して獲得

する「細胞性免疫」がG型への罹患を防ぐため、日本人の死亡者が少

なくなった。

 一方、米国やイタリアなどは、早くから中国からの渡航を禁止した

ため、K型の流入は抑制された。

21日以前にS型はすでに蔓延していたが、S型への抗体には「抗体

依存性免疫増強(ADE)」効果があり、S型免疫が、次に感染した

ウイルスの重症化を引き起こしたため、死亡率を高めた

 

(3)私が、思うこと

人間誰しも、自分の見たいのしか見ない、聞きたいとしか聞かない

と言われると、その通り、かもしれません。

しかし、「自然免疫」なのか「集団免疫」なのかは、私には理論的な

判断はできませんが、日本人はすでに、何らかの形の免疫を取得して

いるとしか、思えないのです。

いずれにしても、現在の行政の感染症対策の方向、マス・メディア

報道とは、違うのではないか、という気がしてなりません。

 現状の方向で進んだ場合の社会的経済的な損失影響は、計り知れず、

これについては、何度も心配で書いていますので、ここでは触れま

せん。

一言、医療問題について書きます。

新型コロナ感染症に、ヒトモノカネの経営資源が吸い取られ、本来

受けてしかるべき医療サービスが、受けられないことを、とても危惧

しています。

もう一つ、

せっかく集団目根来が出来ているのに、あまりにウイルスから隔離す

ると、免疫力が弱まり、第二派への抵抗力が弱まる

と言う考え方は、奇をてらうどころか、私にはしっくりくるのです。