中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

1210新型コロナ記事から 指定感染症見直しで、全員参加型を望みます

1.また新型コロナ関連の話です。

日本のマスコミの連日の新型コロナ報道を「変だな」っと感じている

人は多いでしょうし、私も何度か、このブログで取り上げています。

12月10日の東洋経済オンラインの記事ですが、

私が思うところに非常に近く、その内容を紹介し、一部私見も入れな

がら、コメントします。

出典は

コロナだけ「後遺症」騒ぎ立てる風潮への大疑問 | 幻冬舎plus | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

 「がまんの3週間」という言葉を聞いて、戦時中のスローガン「欲

しがりません、勝つまでは」や「ぜいたくは敵だ」などが頭に浮か

んだ。

日本人はなにも変わっていない……というよりは、人間は恐怖の感情

やショックにとらわれると、いつでも戦時中の人々と同じモードに

切り替わってしまう不安定さや不完全さを抱えているということな

んだと、最近思う。

 (michiコメント)

我慢の3週間というのは、11月21日土曜からの3連休からすると12月11日

には終わるはずで、何らかの論評・総括が必要なんでしょうが、おそらく

過去同様、検証や責任のあるな発言は何もなくて、次の「あおり」に関心

移しでしょう。

 

 ワンパターンでくり返される“不安のあおり芸”報道

専門家が解説する以前から、「インフルエンザや風邪がそうで

あるように、寒くなれば新型コロナにかかる人も増えるだろう

な」という庶民としての感覚を持っていた人も多いと思うのだ

が、テレビをつけると連日「第3波」がやってきたとして、

「感染者数過去最高」「重症者数急増」「死者最多」「医療の

逼迫」と切迫感と不安のみがあおり立てられている。 

 (michiコメント)

「寒くなれば新型コロナにかかる人も増えるだろうな」というのは、

私もいつも思います。私は集団免疫成立説ですが、百歩譲って風邪の

一種なのですから。

 

同じことをインフルエンザの流行期にやっていたら「日本国内で

1日で100死亡!」「過去最多1日で200人死亡!」「感染者

1000万人突破!」という話になる年もあり、現在の比ではない

恐怖を味わうことになると思うのだが。

医療現場が逼迫しているのは、日本が世界一の病床数(人口当た

り)を誇医療大国であるにもかかわらず、政府が、新型コロナ

を「指定感染症2類相当(一部1類相当)」の感染症に指定して、

一部の指定医療機関にのみ患者を集中させ、実際には入院の必要

のない患者も受け入れながら、厳重な感染防御態勢のなかで治療

をしなければならないという仕組みの中に医療を閉じ込め続けて

いるからだ。

 そして、保健所を介して感染者が全数報告され、インフルエンザ

ではしばしば起きていた「院内感染」もマスコミが大々的に報じ

てしまうので、ますます医療現場に圧迫を加えることになってい

る。はっきり言って「人災」の状態が続いていると思うのだが、

そこはマスコミがなかなか検証しない。

 (michiコメント)

ココも全く同感、再度記載すると

政府が、新型コロナを「指定感染症2類相当(一部1類相当)」の感染症

指定して、一部の指定医療機関にのみ患者を集中させ、実際には入院の

必要のない患者も受け入れながら、厳重な感染防御態勢のなかで治療を

しなければならないという仕組みの中に医療を閉じ込め続けている

 私がこのブログでよく書いているのは、以下の趣旨。

医療資源は潤沢にるのだから、指定を見直して、医療スタッフを全員

参加型に、至急見直すべきでしょう。自衛隊に限った話では、ないで

しょう。

 

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リハビリより「後遺症」のイメージのイラストです。

2.小論文のメインは、後遺症です。

以下、GoToキャンペーンに始まり、メインである「後遺症」の話になる

のですが、引用は下記と最後のまとめにとどめます。

そんな中で「経済に急ブレーキをかけるしかない」という強硬な

意見も出て、札幌や大阪、東京で「GoToキャンペーン」の一部

見直しが相次いでいるが、そもそも「GoToキャンペーン」は、

大打撃を受けた観光業や飲食業、それに連なるさまざまな産業で

生計を立てる人々を救うために始まったものだ。

 すでに新型コロナの影響で失業を余儀なくされた人々が大勢い

て、社会不安は増大、精神科や心療内科には患者が殺到してい

て、自殺者は急増中だ。

2020年10月の自殺者数は2153人、昨年同月より40%増加して

いる。 一方、新型コロナの死者は、2020年1月に国内最初の感

染者が発見されてから12月1日現在までの10カ月間で2118人だ。

それも、『死因はウイルスか持病か、それとも……?』に書い

たように、PCR陽性だったが新型コロナが原因ではない死者」

まで含んだ人数である。

新型コロナに罹患(りかん)した人の話だけに報道が重点を置く

のは、どう考えたってバランスがおかしい。

  

日本人の三大疾患にも後遺症がつきもの

新型コロナだけでなく、数々の病気や、治療の結果として、後遺

症が残ってしまうことは普通にあることだ。そして、それが重度

の障害としてその人やその人の家族の生涯に影響を及ぼし、宿命

的な後遺症として受け止めなければならないことだって、誰にで

も起きうる。

だが、それを専門家が延々と解説したり、テレビ番組がインタ

ビューをして繰り返し放送したりすることはない。 

 

 最後の締めに当たる部分を表記します。

「コロナ後遺症」のみにスポットを当てて「コロナ怖い」を強化

し、社会不安を増幅させた先にあるのは、子どもを含む多くの人々

の精神に及ぼす後遺症、そして経済破壊による後遺症だ

それは、日本における新型コロナの被害よりもはるかに甚大で

そして長期に渡って暗い影響を残すものとなってしまうだろう

 

 3.改めて情報弱者が心配

偏向報道」や「フェイクニュース」が流行語的になって久しいですが、

それでも、情報の比較検討や、自分の常識と照らし合わせて、判断する

人は多いでしょうし、その方はメディア情報を冷静に対処できるでしょう。

しかしながら、まじめで大手メディアの報道を、ほとんど信じてしまう

情報弱者」もいることは、いるでしょう。身近な高齢者にも感じます。

(いつも同じ結論ですが)

その意味では、メディア報道には、冷静、公平、数字比較等の基本を改

めてお願いしたいと、思っている次第です。