中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

災害に対し謙虚になろう、想定外が次々起こる可能性あり 対処療法でいいじゃないか。

1.謙虚になろう

また、意味不明のタイトルのようですが、

我々ホモサピエンスは、将来を予測できるほどそんなに賢くないの

ではないか。天災・人災、どう定義しても、呼んでもいいが、

将来のことはわからない。

地震も、日本列島では今後30年の間には、相当な確率で発生するでしょうが

「いつ発生」かの予知は、不可能です。

火山噴火のそうでしょう。

今後も、「難問」はずっと、降りかかってくるはずです。

まず謙虚になり、自らの能力不足を認識しよう。

そして冷静に対処療法で、対応していこう、ということ

昨年10月の連続した台風、今年7月の九州豪雨、新型コロナ

対応等を例にとります。

 

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自然災害として、地震のイラストにしました。


2.昨年10月の台風 から

(2019年10月12日マンションにての台風19号体験)

 この日は、千葉の自宅マンションも、大変な風と雨でした。

 台風19号が通過する10月12日土曜は,ベランダをちゃんと片付け、

 もろもろ備えをした後、テレビ報道にかじりつき状態です。

 不謹慎覚悟で書くと、渋谷のスクランブル交差点、人っ子一人

いない映像をみたのは、初めてでした。今後はないかもしれません。

(実は、コロナ禍で、今年も発生しました)

というか、同様の事態が発生しないことを、祈ります。

 

 同じく テレビを見ていて、ダムの緊急放水の報道に、

「大変だけど仕方ない」 の意識。

  ダムも、急速に水が流れ込み一定の貯水量を超えると、

許容量オーバー。水圧もすごかろうし、放水しないと、ダム

維持そのものが 危険なのでしょう。

放水は、広義の社会のシステムを守るための当然の行動という

ことで。

   自宅マンションに話を戻すと、、夕方から急に強くなり、

午後11時ごろがピークだったでしょうが、「すごい」という表現

は、使いたくないですが、相当な雨の音と風の音でした。

 (私が思うこと)

台風に対して 専門知識があったり、経験則とかで被害を想定して

いた人や、警告を発していた人はいたもしれませんが、その警告が大

きく、現場に浸透するまで、取り上げられることがなかった、という

ことではないでしょうか。

 なぜ、警告できなかった、情報を伝達しなかった、と誰かを責任

追及するつもりは、むろん私にないし、そもそも正確な責任追及が

不可能でしょう。

  少し例えが違うかもしれませんが、どんなに予算をかけ、英知

を結集しても、ピンポイントでの短時間での地震予知は、いまだに

できていません。

 台風被害についても、今後も「想定外」はありうるし、台風以外

の自然現象に対して被害が想定外ということは、続くでしょう。

 

3.本年7月の九州豪雨から

(幸い人的被害は、なかった)

 

今回、堤防の決壊もあり、私の生まれ育った地含めこの市街地は、

の水浸し状態。

私の思い出の地が、いくつも物知的に「泥をかぶった」状態です。

ここまでひどいのは、今回が初めてですが、

もう少し小さいのは、何ども経験あります。

川の氾濫後は、後片づけが大変、経験者でなくても解ると思いま

「床上浸水」というのは、泥水が、いろんな生活物資を混ぜ

こん家の中まで、入り込んでくるのですからね。

(生活の再建)

私と同世代、またより若い人のほとんどは、現役世代の生活者です。

市役所勤務や、教職員だけでなく、地元で旅館や飲食店の経営(及

び)勤務の方々も、たくさん知っています。

(農家の方も少数親しくしていますが、ここでは述べません。)

後者にとっては、飲食店や旅館が、自分の城なのですが、こちらが

かたなく流される、もしくは「床上浸水」による、使い物になら

い、状態。

悔もうにも、自然の力の前に、いかんともしがたい、状況ですよね。

旅館や飲食店の話を続けます。

実質、ことし2月くらいから、新型コロナ感染症の影響がではじめる

のは、ある面日本全国一緒、と言ってもよいでしょう。

5月を過ぎ、6月も過ぎ、「緊急事態宣言」も解除され、漸く人の動き

「温まってきた」矢先の話ですからね。

「大変ですよね、頑張ってください」とか、「どこ見いても、みんな

生きていくのは大変です」とか、軽々しく私には言えません。

「掛けるコトバを失う」というのが、的を射た表現でしょうが

 

4.新型コロナ私見とワクチン

(新型コロナに対する私見

「新型コロナは日本では、すでに感染が広まり集団免疫が成立して

いる」ということ。

私は感染学者でも医者でもないし、一社会人ですが、私なりの情報

収集と「常識」から、そう思うだけです。

直近9月末時点で書くと、幸い日本は、重傷者数は、抑えられ、

医療崩壊」には至っておらず、「成功している」と思います。

欧州でも、4月、5月の医療崩壊時期よりPCR陽性者数(これを感染

者数と報道しています。)は、増えていますが、死者、重傷者数は

抑えられています。

(ワクチン)

世界中の医療関係者、学者が知恵を絞って、ワクチン開発の尽力は

素晴らしい事です。しかし、政治的発言の踊らないで、冷静に考える

ワクチン開発は相当の時間がかかるだろうし、開発できるか否かも

わかりません。

仮に成功してもインフルエンザみたいに、変異していったら、毎年

毎年ワクチン接種が必要となるのでしょうか?

あまり、期待をかけすぎないで、対処療法で、やっていくしかない

と思います。

「ウイルス殲滅」なんて、僭越。

ウイルスは、おそらく「生命体」より以前から地球に存在している

でしょう。我々そい目遺体のほうが「共存させてもらう」くらいの

気構えがいいのでは?

 

5.再度言いたいことを書きます。

昨年10月の台風体験、今年7月の地元九州の豪雨、新型コロナから

少し、引用しましたが、災害は、今後もまた、継続して起こるで

しょう。

我々は、謙虚になって、粛々と対処療法で、より次善の策を探って

いくしかないでしょう。

人間の能力は、まだ(もしくは永遠に)正確な未来予測はできない

でしょうから。