中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

直ぐ「バレる」という意味で今の日本で情報統制ができにくそう これはいいこと

1.現在世界の言論統制は把握困難 
今日は、ちょっと物騒で、おどろおどろしいようなタイトルです。
歴史を振り返っても、時の権力者はみな、自分にマイナス評価の
情報をいやがるものですし、反対勢力への言論弾圧や、自己の支
支配勢力範囲全体への情報統制は枚挙にいとまありません。
時代がくだるとともに「弾圧」割合は、減ってきたようですが、
今日でも、沢山ありそうです。
少し前の時代は、ヒトラースターリン毛沢東等は、ある程度情
入手ができますが、現在進行形の全体主義国家では「情報が解らな
い」のが実情です。
一方アメリカ合衆国でも、ビックテックと呼ばれる民間企業の方
が、特定の勢力と結託して、現会苦大統領に対して情報統制の事例
もありました、実体は解りにくいですが・・・・。
一方、日本では、ある程度情報統制ができにくそうな状況で、
これは、とてもよいこと、に思えます。
  

f:id:xmichi0:20210615112504j:plain

 「騙し絵」から派生。情報統制に抗しうる環境が大事。

2.日本は言論統制が低いとの私見
一方、現在に日本は、(私の知る限りですが)相対的に言論
統制が低いようです。
(1)日本の場合新型コロナ感染症を例にとりましょうか。
メディアに属する人のなかには、「自分は現代史の生き証人と
自負する人」もいるようですが、実態は、どうでしょうか。
「恒産なければ恒心無し」で、まず、自分が生きるため、明日
の生活の糧をえて、生き残っていくため、まず企業収益を求め
ます。
収益至上主義は、民間企業として、当然にことではありますが、
報道姿勢としての「公平・中立」を守ろうとすると、葛藤(コン
フリクト)が、常に生じそうです。
現実は、まず、視聴者の関心を取り込むこと、つまり理論も何も
なくても(理論不完全でも)、視聴者 恐怖心を煽る行動が大切
、と流れるのは良く解ります。
  (2)ここで「平均的」日本人の常識に期待します。 
 みな、結構冷静に判断しており、メディアのみならず、行政や専門
家に対しても、踊っていない、冷めた目で見ているようです。 
数字でいうと、野党、新聞等がいう方が正論と思う部分が多ければ、
各野党の政党統支持率が一桁はないでしょうし、某大新聞の大幅営業
赤字もないのでは?
蛇足ですが、多様化、価値観の相違が出てきて、経済的に不自由のみ
ならず新聞を有料情報に値するか否かを、シビアに考えら人が増える
と、大手メディアの淘汰もいよいよ本格化しそうに、思えます。
  また、行政や「専門家」が、外出制限、行動制限を声高に主張しても
皆、当たり前ですが「自分が一番大事」な中、情報をとり、判断して
「外出しても大丈夫」と思うから外出しているのでしょう。
(3)要因深堀り
ココで「良い事」と思うのはテクノロジーの一層の発達で、インター
ネットを中心に、海外含む多様な情報や見解が、迅速、安価に伝わる
ようになったことからでしょう。
行政、医療含めてメディアに出る人が、立場でものを言っても、本心
でないとか、また具体性がないかを、一般人がよく知っている、とも
言えます。
また比較情報入手も、昔より、数段簡単です。
騙そうとしても、直ぐ「バレる」ことはよくあります。
フィルターバブルに象徴されるように、特定方向の意見や情報しか
受け入れなくなるリスクは、ありましょうが、それは、いつの時代
も同じこと。
人間の、脳の情報処理能力や理解力・判断力は、昔から、つまり1万
年以上もずっと変わっていません。
最終的には「国民の知的レベル」に負うしかないと思います。
日本社会の同僚圧力の話をしては、いません。
判断の前提としての、情報統制圧力が、結果として低いところが日本
社会のいいところだと思います。