1.「老後」の定義
今週のお題は、
「どんな老後を過ごしたい?」ですね。
私にとって、まず「老後」の定義ですが、
働く意思があり、それに応じた収入が獲得できている期間は、
「老後」ではなく
悲しいことですが、自分は現役を続けたくても、結果がついてこないと
「老後」となります。
ちょっと暗すぎますかね。
しかしながら、世の中を渡っていくにはそのくらい厳しくないと・・。
というか、1960年から1990年くらいに日本が、大多数の人間が
経済的自由をつかむチャンスが多かったという
前後の日本の歴史や同時代の世界を見わたしても、
非常に稀な、極めて特殊な環境であったと、私は思っています。
2.私の「老後」
お題からずれそうですので修正しますと、
私にとって、老後は、頭脳が正常に動きづらくなった、死までの短い
期間としたいし、その老後は、人生を振り返りつつゆっくり過ごしたい、
と思う次第です。
昨今に日本は、自営業でなく、いわいる組織人も、60歳で引退から、
実質的には65歳が引退の年齢となり、これが近い将来70歳まで伸びそう
ですね。
古今東西見渡しても「老後」が長い世界は、これまでありませんでした。
「老後」が長い世界は、どう考えても、いろいろ社会のしくみや制度の
無理・矛盾出てきそうです。
寿命が延びてきたのは、大変いいことです。
ただ、寿命が延びてその分「長い長い老後」を過ごす人が増えてくると、
社会は持ちそうにありません。
「老後を短くしてもらう=働く期間を長くする」ことが、安定した社会継続の
処方箋の一つとなりそうです。