中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

ズルや不正は、小粒とは言えない大きな問題には避けて欲しい 選挙開票作業報道から

1.訳の分かったような、意味不明のような、高齢者の独り言のような、

またあまりに当たり前過ぎる内容です。

タイトルの話は、米国大統領選挙の投票締めの翌日、未確定州の結果集計
に関して、どうも変だ、という話が横行しているのを聞いて、ふと私が思
ったことです。

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米国大統領選挙の集計結果がなかなか出ません。
2.歴史を振り返ると、今の感覚での不正やズルが横行というか、
当たり前というかそうやって歴史が作られてきた、という方か、普通
です。
肉親、友人含めて、ある時点での政敵と思われる人物を殺害してきた
事例は、枚挙にいとまないし、その手法も様々です。
二枚舌や裏切り、合従連衡は常時であり、讒言や濡れ衣嫌疑で、ライ
バルを排除した事例も幾多あったことでしょう。
先日紹介した、暴力の歴史では、「歴史は進歩している」という見解
客観的に暴力は、減っていている、とあります。具体的データに基
づき、この論旨展開は、説得力がありました。
さて、ズルや不正については、この周防の冒頭に書いた通り。
私に、歴史的な実証分析か、できるわけではありません。私の勝手な
想像ではありますが、暴力の減少とは違って)歴史とともに、「ズル
や不正」やり方が巧妙になっただけであって、人間の本質が変わら
ない以上、「ズルや不正」の頻度は、過去から変わっていないのでは
ないか?
つまり殺人や戦闘行為とか、派手で解りやすいズル行為や不正は減り、
目立たない巧妙な手法にとって代わっただけ、と思えます。
おそらく同世代人には、結果ズルや不正が証明できなかった、という
ことが、過去には多いし、今後もそうでしょう。
このことが、「ズルや不正の温床」ともなるのでしょう。
 
3.米国大統領選に戻り、「告発者」が真実を述べることを前提と
して いくつか事例を見ていきます。
 (1)選挙人登録者数より、投票者が多い、
これは簡単です。簡単な算数です。
投票率100%を前提としても、あふれる「登録者でない投票者」は、
調べていけば何とか、解りそうなものです。しかし現実には「二重
カウント」の突合は、難しそうです。
(2)開票率が進み、80や90%の時点で突然トレンドが変わって
しまった。
ある地域の投票率が90%近くとか、10万票を超える塊の投票用紙が、
ほとんどすべて一方の候補者にチェック。
これは、理論的には可能でしょうが、「常識」からすると、やはり
「ズルや不正」の匂いがします。
(3)郵便投票の締め切り日を、事前通知していた日程から勝手に
変更してカウントしてしまう。
以上いずれも、神と見まごうばかりの負債を憎み実直な「選挙監
視員」が、厳しく監視していないと、すぐ、かつ、いくらでも不
正をやれそうです。
三権分立の制度の中、「最後は司法の判断」しかないのでしょうが、
実務的にどれだけ裁判所が機能するかも、よくわかりません。
 
4.社会と個人の間に「世間」という規範があり、これに縛られ
易い日本人の話は、以前にしました。
トラブルの原因が、個人的なことで、「世間に迷惑をかけた」、
いう反省はある面日本的で、私はこれを完全に否定するわけでは
ありません。
私としては、法律に縛られなくて、自粛や身内のルールが横行する
世界での判断は苦手です。
ただし、「個人的なこと」はここでは良しとしましょう。
今日話しているには、「選挙におけるズルや不正」という公的問題。
もっと大きな問題のことです。
全体主義国家じゃあるまいし、それこそ民主主義という社会基盤
揺るがすものでしょう。
こんなことを、一個人の私が主張して、どうなるものではありませ
んが、「制度への信頼」、という意味では、全く嫌になります。
21世紀も、20年を過ぎた現在、まだまだアメリカ合衆国は、世界の
リーダーたる力を持っておりに、それゆえに「民主主義国家の気概」
を見せてほしい、ところ。
日本的な「おてんとう様が見ているから、悪いことはできない」との
理屈が通用するとは、思いませんが、なんとか「法の力」と彼らなり
の「倫理観」に、元づいて、「正しい」処理をしてほしい、と望む
だけです。