中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

「怖い相手」とは、若さ・捨て身(失うものがない)・未知のもの

1.怖い相手は様々

我々は、何に対して、誰に対して怖いと思うのだろうか。

もちろん「自分の命が惜しくない」人は、ほとんどいないでしょう

し、その意味では生命を危険にさらす「暴力」を保持している人や

組織は怖い。

暴力を言い換えると広義の「権力・強制力」であり、受ける危険は生

命の危険だけでなく、経済的危険もあります。直接的・間接的に権力

を行使されると、抗しがたいことになります。

官僚組織やサラリーマン組織で「カネと人事権」が力の源泉、という

アレです。

さて、以下では、上記の「非常に大きな怖さ」ではなく、自分と同等

か、少なくと現時点では、自分が優位と思われることに対して

「怖さ」を感じることを、つづってみます。

タイトルの通り、「若さ」「捨て身」「未知」の3点ですが、包括し

た論理や網羅的でもなく、例示として受け取ってください。

 

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「若さ」をいろんな局面からイメージ

2.「若さ」が怖いこと

 (1)相手は、知性、教養もちろんこちらにかなわないし、経験値も

当然違う。それでも「若さ」に対して時々怖さを感じることがあり

ます。例示すると、大作家先生と駆け出しの編集者。剛腕オーナー社

長と、若手営業マンにしましょうか。

若手には、説教じみたことに聞こえそうですが、

以下は、昔私が言われてことでもあります。

「社会的地位も、経験値も、それから資産も、圧倒的に貴方より有利

な日々企業経営をしているオーナー社長が、貴方の話を聞くのは、

貴殿のバックにある大きな組織の情報分析力の話を聞きたいからだ。

いわいる名刺の力、看板の力であり、ゆめゆめ自分の力と誤認しない

ように。」ということ。

(2)も一つ若さの話

昔「ドラゴン桜」というドラマ(原作は連載の漫画)がありました。

そこで教師役が、高校生に向かって言う言葉から

君らの未知で無限の可能性に期待なんて、世の中はそんな甘いもの

ではない、勉強して社会の仕組みことを知れ」といった趣旨だったか

とおもいます。

同じく私が思うのは、

「自分探し」と言ったって、たかだか生まれて20年くらいで、蓄積さ

れた「自分」の内部に、探すほどの、モノがあるのだろうか。

いろんな形態があるにせよ、「知識と経験」の習得が必要かと、思い

ます。

(3)さて、小見出しの趣旨「怖さ」ですが、

「若さ」を失った人に対して「可能性がもたらす恐怖感」を与える

ことはできそう、ということ。

つまり、「若さ」に対する、年長者の恐怖感です。

このままいくと、早晩、追い越される、自分が役立たずになるとい

う、経営者としての恐怖感、といったところでしょうか。

そしてその怖さは、順繰り巡っていくというか、過去からずっと巡っ

てきた、ということでしょう。

  

3.「捨て身」の相手に対する怖さ

いわいる「反社会勢力」の組織の中で相対的に地位が低い人に対する

怖さです。

一般論でいうと、ある程度の年齢となり「社会的地位」というか「社

会のなかでの自分の居場所」を確保すると、その位置を「守っていき

たい」と思うのは、ヒトの常。

自分にとって大切な人を守っていくためにも、こういった「社会のな

での自分の居場所」を保持したいのですが、それを壊そうと捨て身

でかかってくる人(組織)は怖い。こちらに「失いたくないもの」が

あり、相手に失うものがないとすると勝負は、極めてこちらに不利と

言えます。

 

 4.「未知のモノ」に対する怖さ

「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」ですが「未知のモノ」に対する「怖

さ」は、誰しもあります。

昨今の「新型コロナウイルス」に対する怖がり方で、よく聞くのは

新型コロナウイルスは未知のものだ。いまだにワクチンができな

い」ということです。

おそらく人類に未知なウイルスはたくさんあり、「withコロナ」どこ

ろか、有史以来人間は、ウイスと共存してきた思うのですが、今日は

反論の多くを書きません。

「未知」だと感じるものに、ヒトは大きな「恐怖心を抱く」という事

例でした。

 

5.まとめ的に

一般的に、生まれて乳児幼児のことは「怖いもの」が少なくて、だん

だん社会性を帯びるについて、中高生くらいから、57歳くらいまで怖

さの対象は、刻々と変わるものの「怖さの定量」が、高い状態で続い

ていき、老人となるについてまた少しずつ減っていく、と考えていましたが、どうもそうでもなさそう。

年齢にかかわず、怖いものがたくさんの人も、そうでもない人もい

て、 結局本人の気の持ちようでは、ないでしょうか。

はなはだ、尻切れトンボ的な幕引きとなりました。

ここで、終わります。