昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」
というのをアップしていますが、今回18回目です。
私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。
ありがたいことです。
イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、
読者への何らかの参考となればと・・・
1.旅が教えてくれた人生と仕事に役立つ
100の気づき
シリーズ名 わたしの旅ブックス 024
著者 小林希/著
出版者 産業編集センター 2020.10
旅にでて、少しだけ自信がでた。自分を好きになれた-。
旅作家として活躍する著者が、自身の旅遍歴を振り返り、旅の中で
見つけた「自分らしく生きるためのヒント」をまとめています。
文中に私と少し見解の違うところあり。
彼女は「自分探しの旅」を肯定的です。
私見は、二十代前半で探すのは、無理ではないか。旅は貴重であり、
浅く、探す対象にならないと思う。
2.歴史の発見
シリーズ名 アンソロジー新世界の挑戦 13
ラス・カサス/〔著〕 長南実/訳
出版者 岩波書店 1994.2
ラス・カサスについては、2冊目。寒い冬でもあり、読んでいて背筋
がシャキッとなりますが、コメントを書く力が湧きません。
概要紹介に「BOOK」データベースより拝借させていただきます。
16世紀、大西洋圏に展開したヨーロッパ主導の新秩序造出運動の核心
に、他民族の権利と歴史に対する無知と無感覚を見届けた、一聖職者
の孤絶した戦いが生み出した稀有の歴史書。
なかでも、「死者の島」となったかつての「楽園」エスパニョーラ島
を、発見=征服事業を根柢から裁く主体としてとり出した著者の方法
の新しさは、他をよせつけない新しい世界史。
3.ハイデガーと解釈学的哲学
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 783
オットー・ペゲラー/〔著〕 伊藤徹/監訳
出版者 法政大学出版局 2003.12
私の思い上がりの典型例です。
最近話に接することがすてることがあって、いっちょう専門的に当た
ろうかと、読んでみたハイデガーですが、どうも今回も討ち死。
一般的な解説を以下に上げます。
ディルタイからリクールらに至る解釈学的哲学の脈流は、ハイデガー
の発した問いと刺激によって深さを増した。
「存在の意味」から「明け開け」へと向かった思索者の歩みを辿り、
現代の解釈学的哲学の問題性と可能性を考察する。
4.メディア論の名著30
佐藤卓己/著
出版者 筑摩書房 2020.11
(1)一般的な紹介は以下の通り
「政治宣伝」「メディアの文明史」「流言蜚語」…。メディア史研究
の第一人者・佐藤卓己が、自らの研究で真に役立った書物を精選・解
説。社会心理から政治学まで、文明論的な視座をもつメディア論の名
著30冊を取り上げる。
(2)本文からひとつ引用
ヒトラーの成功は大衆を操る宣伝技術によっていたのではなく、大衆
が参加を体験しアイデンティティを獲得するシンボリックな合意形成
によって実現したのである。
P69 ジョージ・モッセ 『大衆の国民化』
(3)いいとこどり、私見
このブログで何度も、新型子ロナや米国大統領選挙の話を書き、いず
れも論点の一つはマス・メディアの報道姿勢。
マス・メディアの「原典」を少し考えたいが、大著通読・理解は、
私の能力では難しいし、、、ということで、有識者に選別してもらっ
た30冊を眺めていました。
5.ベーシックアトラス世界地図帳
新訂第4版
著者 平凡社/編
出版者 平凡社 2020.10
世界各国の地形や位置関係、主要都市が一目でわかる世界地図帳。
各地名に欧文を併記。世界の国々の国旗一覧・基本データも収載。
約7000項目の地名索引付き。
私は本を読むのが好きですが、世界地図を眺めてていて、「よしな
しごと」が次々浮かんでくる感覚も、とても好きです。
アフリカ大陸の赤道当たりを眺めていたが、新発見刊ばかり、この
辺りは、私はほんとに何も知らないのです。
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