1.理屈より「解除」という事実
これを書いているのは、最終は2020年3月18日です。
1月7日から延々と続いた1都3県の「緊急事態宣言」もようや
く解除?との報告です。
報道ですから責任持たないし、信用度合いも「話半分」としても、
これを前提に感想少し。(私は総理会見・発言は見ていません)
解除根拠や、見通し等は一切引用しません。
今までさんざん書きましたが、数字や比較考量、理論的議論では
ないので、私はここには触れないことにします。
緊急事態宣言解除については、そもそも「宣言」したときの根拠
がはっきりしなし、「延長」についてもしかり。
今回の、「解除」宣言についても、良く解らないのが実情。
数値基準ならよく解かりますが、裁量含みの「総合的判断」とな
ると、良く解らない。なんとでも突っ込みようがあるのが「政治
判断」と言われるとそれまでですが・・・
オモテの理屈としては、医療切迫状況の緩和、といったところ
でしょうか。要は重症者の対応ができればそれでいいわけで、
経済を市原区成城に戻す方向に、私は賛成です。
メディアや「有識者」は、コメントするのでしょうが、これにも
触れません。
要は事実は事実であり、まじめな方が多い日本で、お上からの
解除宣言で少しは「空気が変ってくればよい」、ということ。
ようやく春が来た」との実感の方も、多いのでしょう。
2.現実は、相変わらず
情報が、激しくかつ低コストで飛び交う時代であり、私ですらも
新型コロナに対して、責任ある立場の人が、3月前や半年前どころ
1年前に、現在と同じ事を言っているのに、出くわします。
さて、「相変わらず、変わらない」事例を少し。
テレワークと、働き方改革。
また「隗より始めよ」を思い出します。
(1)国会中継から、議員のテレワーク
テレワークだ、三密を避けるというなら、国会での議論をテレワ
ークでやればいい、と私はずっと前から主張していますが、一向
に変わりません。
やる気がないのでしょうね。
知人の話が面白かったので、少し引用。
「いかに無能な、高齢の方の集まりとはいえ、国会議員ですら、テレ
ワークはできないはずはない。技術は進んでいる。要はやる気がない。
理屈をこねて、既得権益を放棄したくないだけ。」なるほど。
政府の「新型コロナ対策室」のメンバーは、は働き方改革どころか、
(2)政府の「コロナ対策室」は、本質的に忙しい?
「コロナ対策室」の勤務実態について、ほとんどの職員が超過残業続
き、とのニュースあり。
真偽のほど、程度問題は他と同様、私はニュースは「話半分」と聞い
ているが、なんとなく類推できそう。
いわいる「どこを向いて仕事?」との側面もありそう。
このブログで「隗より始めよ」とのタイトルで書いているが
隗より始めよ、再論 新型コロナの件です 「緊急」なら本質的対応を - 中高年michiのサバイバル日記
テレワークもまず言い出しっぺから、実行しないと、説得力は欠け
ますよね。
また、「忙しい」部署ほど、「働き方改革」の模範をしてしては?
3.モノは言いよう
また、脱線する話ですが、米国民主党で面白い話題を一つ。
話は単純です。
・バイデン政権になって南部国境管理を緩くしたため、
不法移民移民が急増した・
・特に、子供難民の収容施設が不足している
・よく考えると、トランプ政権は国境管理を厳しくして
いて、子供の不法移民が、そんなに増えることを想定
していなかった
・よって、収容する施設が足りない(事前の予算以上
を建造しない)のは、当たり前。
別に難しい話でないのですが、何か問題が起こると、前任者
の失策と喧伝し、罪をなすり付ける、典型。
「モノは言いよう」との話ですが、同じ手法は、いつの時代も
どこの世界でも、使われてきたように思います。
雑多に流れる大量のニュースも、タテ(歴史)とヨコ(地域比
較)で眺めると、少しわかる気がします。