1.「仕事が暇つぶし」との考えもいい
(1)先日、「仕事は人生一番の暇つぶし」的なことを書きました。
しかし、「仕事」に限定すると、何かと不都合な部分も出てきます。
加齢による選択肢の幅の縮小でしょうか。
事業を行うにしても雇用での転職のように、職業を代えることも
今の日本では自由だし、自分の好きなことをやれるのは「ヒマ
つぶし」として最高の部類でしょう。
(2)しかし加齢によって、「好きなことをやりながら、今後も長く
生活していける」という方は、やはり少数派ですよね。
(そうならないように、若いうちに「ひまつぶし」でなはい好ま
ない仕事もせざるをえない、こともあるでしょう。)
さて、65歳以上で働いている高齢者は1968年には229万人、2020年
には906万人とのあるデータを見ました。
今日は「好きでなくても,ヒマつぶしでなくても働かざるを得ない」
状況もあるでしょう。
ということで、「仕事は最高の暇つぶし」は、少し引っ込めて、
今日は、「ヒマつぶしの筆頭は勉強」という話を少し。
2.ヒマつぶしの筆頭は勉強
働くことと勉強することは、矛盾はしませんが、ここでは「そのこと
に対して誰も報酬を支払わない」という状況、つまり「仕事ではな
い」こと、について書きます。
さて、何をするかですが
結論は、
能動的で頭脳を刺激できて、かつ時間が相当必要で、かかる費用は比
較的少額であること、といったところでしょうか。
(1)能動的で頭脳を刺激
日がな、テレビを見ている高齢者を想像します。私の偏見でしょう
が、能動的でなく、頭脳を刺激していなくても、テレビから情報が流
見ているだけで何となく、時間が流れるように思います。
無論、自分はテレビを見ることで、脳が能動的に活性化している、常
に番組内容を批判したり、感情移入したりしている、という方もいる
でしょうし、それは否定はしません。
しかし私の偏見では、脳の活性化にどうもテレビには否定的です。
さて知人の父親(もう亡くなっています。)は、90過ぎのおじいちゃ
んの際、数学の問題を解くのに、熱中していて、病院のベッドにも問
題集があったとか。