1.思い付きの昼間の散策
5月13日昼前、南関東は小雨でした。
京橋、日本橋へのラインを歩きあした。
私は、自粛警察でも、東京都から委託の「見回り隊」でも
ありません。
木曜昼も、自分の時間調節ができる、割と暇な中高年です。
外国語ができないので、日本語のメディア中心ですが、ヒマに
任せて、割と情報は取っているつもり。とはいえ、海外は自分
で情報が取れるわけはなくメディアニュース主導で、地域的偏
りや、情報統制の感覚は否めません。
さて、日本のメインメディアは新型コロナ中心(というか、他の
重要案件は、わざとカット方針の匂い)ですが、街の雰囲気実態
は、どうかと思い、近場を歩くことにしました。
関東も、商業施設がかつての米国禁酒法もどきのようで、さすが
に夜の散策は止めておきますが、昼はいいでしょう。
田舎と、都市は(世界中どこの都市も)高度に重複した構造であり、
同じ時間にほとんど同じ場所を共有したとしても、個々人それぞれの
感覚や体験は大いに違うもの。
拠って、私の感じたことも、本の個人的体験であり、一般的リポート
にはなりえません。
2.銀座の例の歩行者天国の通り
地下鉄を降りて、銀座4丁目の交差点に出て、休日の一定時間にいわい
る歩行者天国となるメイン通りをゆっくり歩いただけです。
報道で見る諸外国の「ロックダウン状態」を想定してはいませんでした
が、私が勝手に思い込んでいたよりも、開店している店が多いようでし
た。アパレル、ジュエリー他専門店も、きちっとした居住まいで、お客
酸をまっている様子。
興味やニーズの観点から、私がどれかの店内に入場することは、ありま
せんが、そこそこ顧客祖姿もみえます。
ふと昔話を思い出しました。
日本が、「戦後最大の不況」とか、「出口がみえないだらだらとした不況」
との報道が流布する中、ある海外の特派員が銀座の様子を見て、
「失業者が街にたむろしているわけでなく、きれいな店舗で、大来な購買
意欲の多数の顧客があふれている日本はどこが不況なんだろうか」と、
呟いたような話、です。
さて、当日に戻って、私が「普通の状態」を知らないので、比較検討は、
できないのですが、主観的には「活気」を感じました。
3.日本橋と言っても、店舗侵入は2か所
(1)銀座4丁目交差点から、ふらふら歩いてきて、東京駅を左に見て、
大きな交差点を渡り、京橋から日本橋へ進みます。
ちょうどお非理時、ビジネスランチや弁当を買う男性・女性とすれ違
いますが、いたって普通、普段通りに昼時。
何事もそうですが、映像をどこれ切り取るかで、報道の印象は大きく
違うのでしょうね。
(2)日本橋高島屋
①5月の連休中は地価の食料品街だけオープンだったのかな?
がり見学しましたが、どの店舗もしっかり感染症対策に気を使ってい
ます。
客商売だから当然と言えば当然ですが・・・・
②ある知人は、デパート店舗が、これだけ気を使っていて(一部食料
品以外は)密状態はあり得ず、感染はないはず、と力説していました。
私見はちょっと違って、
ウイルスは空気中どこにもいるのだから、手洗い・うがいといった基本
的対応を守る以外は、心配しても仕方がない。政府やメディアの過剰反
応は、いかがなものか。ウイルスに対して、人間が傲慢では?
といった具合
③屋上に上がりましたが、営業はやっていない様子。
もう20年以上前ですが、ベット関係売り場の駆逐されるまでは、高島屋
の屋上は幼児の遊び場でした。
この一段高い広場はゴーカート乗り場、ココにはゲーム機があったな、
あそこには確か魚の水槽が・・、といった具合の郷愁タイムでした。
(3)丸善
ご存じの書店です。日本橋高島屋の対面で、東京駅側にあります。
私の知る「丸善」であり、特にレイアウトが変わった、漢字はしません。
三階の喫茶茶スペースも営業中であり「ハヤシライス」は内容も、値段
もそのままの様子。
なお、2階のビジネス書近くに、4,5席の椅子があって、私は良く座って
休んで推測。
長居はさせない。本を買ったらすぐ帰れ、ということでしょう。
個人的には、ゆっくりさせない大型書店には、ややがっかりです。
(4)カラオケその他
八重洲の若干路地めいたところを歩きます。
かつて利用したことのある、飲食店は、昼は当然休みですが
酒なしで今日は夜も休みなのでしょう、と当然のことを思います。
カラオケの大きな看板のビルですが、見えますが、カラオケ店は
昼夜問わず、前面休業です。
別の知人と「不要不急」について、意見が一致したことを、思い出
しました。
「買い物が命」や「カラオケが生きがい」「酒を飲んでいるときだ
けが幸せ」と人は様々でしょうし、芸術・文化活動のどれが高尚で、
どれがそうでないか、特定の誰かに判断来るわけがない、との意見
の一致です。