中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

今週のお題「ご飯のお供」 私の場合「ふりかけ」です。

1.今週のお題「ごはんのお供」です。

いきなり大上段に振りかぶって「食は三代」なんて言いません。

織田信長が、京料理の薄味を「味気がなくて,うまくない」と、

言ったたとか言わないとかの話も、書きません。

誰しも、「子供のころの味」は、結構尾を引くものだ、という話

です。

私の場合、黄色たくあん漬けも、酸っぱい梅干しも「とても好き」

という具合ではありません。子どものころもそうだし、現在もそう

です。

(むろん、「食べられない」というのでは、ありません。)

 

2.ふりかけ

(1)私の場合、

熊本の株式会社フタバ製造のふりかけ「御飯の友」が、今週のお題

「ご飯のお供」に相当します。 懐かしいソウルフードです。

実はふりかけは、全般に好きです。

wikipediaで「ふりかけ」を引いてみると

起源をたどれば、ふりかけの始まりは遅くとも鎌倉時代にさかのぼ

り、『厨事類記』には鯛・サケ・サメの肉を細かく切り塩干しにした

「楚割(すわやり)」、「はなかつほ(花鰹)」すなわち削り節の

名が見出される。

これら飯にかけるふりかけの先行者としては、ほかに佃煮や田麩の

名があげられる。

 現代風のふりかけは、美味滋養を目的として大正時代から昭和初期

にかけていくつかの企業で考案されたといわれており、業界団体の

全国ふりかけ協会では、熊本県で売り出された瓶入りの「御飯の友」

という商品を、ふりかけの元祖として認定している。

 (2)業界団体の御意向は、存じませんが「御飯の友」は、昔から

あったようですね。

私のこのブログで、何度か出てきた「銀座熊本館」ですが、この

「御飯の友」も品ぞろえにあります。

というわけで、現在も私の御用達です。

年齢もあり塩分にhが、気を付けており、そんなに大量消費では、あり

ません。

(ちなみに、家族で食べるのは私だけ、です。)

最近は、子供も大きくなり離れて、家族旅行はしませんが、以前は

旅行の際「ご当地ふりかけ」をよく買いました。

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私にとっては、「ふりかけ」は和食の際の定番

3.「三角食べ」の話

食事に関して、ふと気になったことを書きます。

「三角食べ」と聞いて、反応するのは、ある一定の年齢以上なの

でしょうか?

学校給食での食事指導の仕方が、昔と今は違うのかな?

私個人は、「三角食べ」はそんなに意識はしていなくて、普通の

食べ方です。

和食の際、時には、メインのおかずや汁物が先に終わって、白い

ご飯が、残ることがあります。

その際は、上記「御飯の友」はじめ、ふりかけが定番です。

梅干しや漬物には、あまり手を、出しません。

さて、もう成人した私の子供は、家庭での食事の際

「三角食べ」の場合もありますが、「コース料理風」の

食べ方もします。

途中や最後に、白いご飯を、そのまま掻き込むこともある

ようです。

何かで聞いた(実際私は、出会っていない)外国人の話ですが

和食懐石の席で、コース料理的に順に食べて、最後は白いご飯に、

しょうゆをかけて・・・・。

 食育上の話は、分かりません。ここで「三角食べ」の議論はしません。

私の場合「三角食べ」が習慣となっており、コース料理的に食べるのが

が不思議だね、と思うだけです。 

 

残酷な進化論(読書感想文もどき)「死」が生物を生み出した以上、生物は「死」 と縁を切ることはできない

残酷な進化論

なぜ私たちは「不完全」なのか

更科功/著  

出版者    NHK出版 2019.10

1.概要

人体は「進化の失敗作」? ヒトも大腸菌も生きる目的は一緒?

心臓病・腰痛・難産になるようヒトは進化した?

進化とわれわれの利害関係が一致しないことは、多々あります。

「人体」をテーマに、誤解されがちな進化論の本質を明快に描

き出した、知的な読み物です。

著者の「温かみ」を感じた文章でした。

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進化をどうとらえるかるかは、難しい問題

2.ピックアップ

(前向きに生きられない場合、様ざまな事情で自由に生きられ

ない場合)

生物は生きるために生きているのだから、私たちだって、ただ

生きているだけで立派なものだ。何もできなくたって、恥じる

ことではない。そんな生物はたくさんいる。  P21

 

私たちと進化の利害関係は、しばしば一致しない。ときには進

化は私たちの敵になる。もしそうなら、私たちも進化の言いな

りになっている必要はないだろう。医学や健康な生活習慣は、

進化と闘うための武器なのである。  P39 

 

(呼吸器は恐竜の方がヒトにより優れていた可能性にふれ)
私たちヒトは現在の地球上で大繁栄しているので、つい自分

たち人類の方が、ほかの生物よりもすべてにおいて優れてい

ると思いがちである。かつては、恐竜なんて体が大きいだけ

で、アホな生物だと思われていたふしもある。でも、そうい

う態度は恐竜に失礼だろう。  P56

 

 ダーウィンが進化は進歩でないとはっきり言ってから、もう

160年以上が経っている。それなのに、「存在の偉大な連鎖」

は、人々の心の中に未だ住み続けている。それは人類だけを

特権階級のようにみなすテーマの本が現在もたくさん出版さ

れていることからも明らかであろう。  P71 

 

安定化選択が働いているときは進化しないが、方向性選択

が働いているときの進化は結構速い。おそらく数千年もあ

れば十分だろう。  P95

 

実際には、進化に完成も未完成もないのである。環境が変

わればいくら「完全」に思えたものでも、役に立たなくなる。

すべての生物は「不完全」であり、だからこそ進化が起きる

のだ。 P115

 

脊椎が5億年以上にわたって変化しなかった理由は、その役割

が重要だったからではなく、脊椎がつくられる時期に多面発現

遺伝子が多いという発生上の制約のためかもしれない。

もしそうであれば、この先も脊椎は、私たちの体の中に、存在

し続けるだろう。  P135

 

直立二足歩行をする生物は、人類しかいない。しかし、直立

しなくてもよければ、二足歩行をするサルや類人猿はたくさん

いる。樹上を二足歩行をするサルや類人猿もたくさんいる。

約700万年前にそのなかの一種が二足歩行を始めた。もしかし

たら、それは私たちでなくてもよかったのかもしれない。

他のサルや類人猿でもよかったのかもしれない。進化では偶然

も大きな役割を果たしているのである。 P162

 

生存競争というのは、「天寿を全うせずに死ぬ生物がいる」こ

とだ。先ほど述べたように「天寿を全うせずに死ぬ個体がいな

い生物」はいない。そういう生物は絶滅するか、無限に増える

かの、どちらかだからだ。  P184

 

ニホンザルとヒトの出産の相違点から)

そのためヒトでは、他の誰かに赤ちゃんを手渡されて、初め

て抱くことができる。

このような赤ちゃんの生まれ方は、文化的な違いを越えた

生物学的な、つまり、ヒトに一般的なものと考えられる。

そのため、社会的出産は何十万年も前から行われていた

可能性があるのだ。   P199

 

(ヒトの赤ちゃんはとても無力で)生まれたあともかなり

の長期間にわたって、誰かに世話をしてもらわなければ

ならない。

しかも、ヒトは」短い出産間隔で子を産むことができる

ので、無力な赤ちゃんが一人ではなく何人もできてしまう。

だから、とても母親だけでは、世話をすることができない。

 P200

 

シンギュラリティは「技術特異点」と訳されることが多い

が、「今までと同じルールが使えなくなる時点のことだ」

 P210 

 

死ななくては、自然淘汰が働かない。そして、自然淘汰

働かなければ生物は生まれない。つまり、死ななければ生

物は、生まれなかったのだ。

死ななければ、生物は、40億年間も」いきつづけることは

できなかったのだ。「死」が生物を生み出した以上、生物は

「死」と縁を切ることはできないだろう。

そういうい意味では、進化とは残酷なものかもしれない。  P212

 

 3.少し考えたこと

 勝手解釈かもしれませんが、内容を大方理解できて、

新しい視点がまた一つ増えた読後感。

まさに、私なりの「読書が意味を持つ時間」でした。

どうも狭い狭い、私の日常の思考範囲を広げてくれる

効果あり、です。たとえば、

ヒトの出産とニホンザルやゴリラの出産との違いは、

知ってはいましたが、「社会的出産」と結びつける詳細

解説は、とても面白かった、です。 

 
 

米中対立の現実動向 歴史は後にならないと、解らない

1.思考実験は、好きなほうです

思考実験とは、頭の中で想像するだけの実験。

科学の基礎原理に反しない限りで、極度に単純・理想化された前提

(例えば摩擦のない運動、収差のないレンズなど)により遂行され

るとあります。

私の場合は、単なる妄想かもしれません。

タイトルの意味不明、というか、物事の結果は、後の時代の人に

しか解らない、という」至極当たり前の話です。

今回、考えたのは、

「世界経済が、中国抜きで、ほんとに回るのかな?現敵に政治が

強要して、企業が言うことをほんとに聞いて、成就できるものだろ

うか」ということ。早速、新聞記事からみていきます。

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米国と中国の対立は、ずっと続きそう。

2.トランプ氏、中国切り離し「損失少ない」

 強硬姿勢鮮明

トランプ氏、中国切り離し「損失少ない」 強硬姿勢鮮明 (写真=AP) :日本経済新聞

という2020/9/8 の、日経新聞電子版です。

内容は下記の通り、です。

(要約)

トランプ米大統領は9月7日の記者会見で、中国と経済面で「デカップ

リング(切り離し)」を進めた方が米国が被る損失は少ないとの見解を

表明した。

中国に仕事を発注する企業には、連邦政府との取引を禁じる可能性も

示唆し、対中強硬姿勢を一段と鮮明にした。11月の大統領選を見据え、

強い指導者像をアピールする狙いがありそうだ。

  (詳細)

トランプ氏はホワイトハウスで開いた会見で「中国への依存を終わら

せる」と強調。「中国とビジネスをしなければ巨額の損失を出すこと

はないだろう」と語った。

 中国は米国から得た利益で船やロケット、ミサイルなどを建造して

いると主張し、民主党候補者のバイデン前副大統領は「中国の手先だ」

と弱腰ぶりを非難した。

 また、自身が世界貿易機関WTO)を「中国寄りだ」と批判してきた

ことで、WTOは「ましになった」と主張した。

 オバマ前政権が推進した環太平洋経済連携協定(TPP)から離脱しな

ければ「大惨事になっていた」と述べ、日本などに強硬姿勢を示した

ことが米国内での自動車工場の投資につながったとの見解を示した。

 8月の失業率が8.4%に低下するなど米経済は予想よりも速いペース

で改善してきていると指摘。「史上最速の景気回復の真っただ中に

いる」と話した。

 

3.私が考えたこと

(1)まず、記事の内容は、割とシンプル。

当然選挙対策の発言であり、とかく「中国寄り」との民主党批判を、

過去の民主党政権時代の実績や、現在の選挙活動での民主党の姿勢

を批判していますよね。

また、この記事の記載では、ありませんがトランプ政権の、反中国

の姿勢、副大統領、国務長官ほか、実際の政府要人の言動も、至る所

で報道されています。

(2)今日書きたいのはトランプ政権の具体的政策やタイムテーブル、

大統領選挙結果予想では、ありません。

冒頭に書いたように、「世界経済が、中国抜きで、回るか?企業が、

政府の言うことを聞くか?」と少し考えてみたい、ということです。

(3)私の思考実験の現在の結論は、

〇中国への政治圧力は、トランプでなく、バイデンが勝ったとしても、

強まるだろう。

〇とはいえ、完全に中国経済の締め出しは、不可能。

〇企業は、背面服従的行動。つまり、表向きは政府に従うが、株主の

利益(実は自ら経営陣の利益)確保の金科玉条のもと、回避策を多用

するだろう。

〇当然政府は追加対策を出して、その穴を埋めようとするがイタチ

ごっこ

〇業種的に言うと、ハイテク分野含め国家安全保障にかかわる部分

は相当企業側が譲歩するが、民生部分や消費財に係る部分は「尻ぬけ

規制」に終始するだろう。

4年後、8年後の選挙を企業の責任者は常に考えている。

〇ここまで大きくなった、中国の消費財部分の大半を肩代わりできる

国々は、現実には、存在しないと、思われます。

 

タイトルに戻りますが、「結果」について「時の経過」が軍配を上げ

るしかなく後世の歴史家が、後世の人々に解説することとなるので

しょう。

新柄コロナ パンデミックの過大評価可能性との見解 私にはしっくりきます。

1.新型コロナ、今日は海外報道から

昨日に続き、本日もまた新型コロナについて書きます。

本日は、海外メディア記事の紹介です。

誰しも「自分の見たいもの、見えるものしか見ない、聴きたい情報

も同じ」とは、私がこのブログで再三指摘していることであり、自分

自身もその範疇であるのは、認識しています。

格好をつけると、真実は後になって、歴史が証明する、というもので

しょう。

もちろん、当該記事がフェイクであるか真実であるかは、現時点では

誰も判断がつきません。

ただ、私には、しっくりきた見解として紹介したいと思います。 

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昨日に続き、驚いた、弱ったウイルスのイラストです

2.PCR検査、ウイルスの死骸を検知か 英大研究

新型コロナ ヨーロッパ

2020/9/8 0:19 の日経新聞電子版からです。

新型コロナ:PCR検査、ウイルスの死骸を検知か 英大研究 (写真=ロイター) :日本経済新聞

 (主旨)

新型コロナウイルスPCR検査について、英オックスフォード大学の

研究チームは、死んだウイルスのかけらを陽性として検知している可

能性があると指摘した。英BBCが7日までに、研究結果を報じた。

パンデミック(世界的大流行)の規模を過大評価している可能性がある

という。

 (原因)

同大のEBM(証拠に基づく医療)センターの研究によると、感染した人

がウイルスをうつす期間は約一週間だが、その後数週間にわたりPCR検査

では陽性となる可能性がある。感染力のなくなったウイルスの死骸をわず

かに持つ人も陽性とカウントされるためだ。

調査したカール・ヘネガン教授は「ウイルスの有無で陽性・陰性を判断

するのではなく、ごく少量のウイルスで陽性結果が出ないように基準を

設けるべきだ」と話す。

基準があれば、偽陽性を減らして現状をより正確に把握できるほか、不

必要な隔離や接触者追跡を減らせるとしている。

 検査キットには様々な種類があり、分析や判断基準が違う。そのため

一律に基準を設けることは難しいとの声もあるという。PCR検査は偽陽性

偽陰性が一定数出ることが知られている。

 

 3.上記記事に私が思うこと

PCR検査について、死んだ残骸を検出しているのではないか、とか

すでに暴露しているが、一時的に免疫力が高まる必要がある必要が

あるときに陽性になりやすい等々、聞きかじっています。

すべて、伝聞だ、と言えばそれまでです。

(私に、実験等で、事実確認するすべは、ありません。)

「伝聞推定」でないもう一つは、数字から考えること。

これは、その数字が正確である、ことを前提としているのは、言う

までもありません。

欧州では、新柄コロナウイルス第二派襲来が、が話題です。

「第一波の3,4月より、感染者が上回っている、大変だ、大変だ」

と煽る方々もいます。

私は、そもそも感染症対策は、重症者をカバーできる医療体制が確立

されていることに尽きると、思っており、以下の数字を少し説明します。

 

4.欧州の直近の死者数について

https://www.google.com/search?q=%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A+%E4%B8%96%E7%95%8C+%E6%AD%BB%E8%80%85&oq=%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AA%E3%80%80%E3%81%9B%E3%81%8B%E3%81%84&aqs=chrome.2.69i57j0l7.13531j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8

〇私がよく参照しているのは上記URLで、「新たな感染者数」と「死亡者数」

を各国別(集計は世界全体)、地域別に算出できます。

〇現時点(2020年9月9日)で感じているのは、感染者数も死者数も、米国、

ブラジルは落ち付いてきたが、インドが「感染拡大継続」の様相で心配である、

といったところ。

欧州は、「制御できている」というのが私読みですが、イギリス、フランス、

スペインの数字を、上記データからとりましょう。

〇イギリス

 

 4月20日に感染者数ピークで 4,676人 その日の死亡者数は1,172人

 「第二波」として 9月8日感染者数を見ると 2,420人、一方死亡者数は30人

この「感染者数」というのはPCR陽性者数のカウントが大部分でしょう。

上記、新聞記事の解説がしっくりきます

〇フランス

感染者ビークは3月31日で7,578人、死亡者ピークは4月15日で1,378人

 「第二波」として 9月4日感染者数を見ると、8,975人ですが

死亡者数は、9月7日の25人が直近ピーク

〇スペイン

 感染者ピークは3月25日8,945人が、直近9月4日には10,479人

フランス同様「第一波」を上回り大変だ、となりますが、

死亡者数を見ると、3月25日929人に対し、9月4日には184人

 

5.再度私見

昨日書いたような、日本における集団感染確立までは、世界中は到達して

いませんが、かなり感染状態が蔓延しているし、医療従事者はじめ各位の

献身的努力で、死亡者数は世界中で制御できつつあると思います。

もう誰しも暴露していますから多少なり免疫があり、本人の体調により、

また検査タイミングによりPCR検査が陰性と出たり陽性と出たりするのは、

当たり前に、思えます。

新型コロナ 日本では、感染広まり済で集団免疫が成立しているのでは?

1.昨今の新型コロナ、マスメディア報道

相変わらず、マスメディアでは、新型コロナで、恐怖心を煽る話題を

継続させようと頑張っているように、私には思えます。

自民党総裁選や台風情報等々、平均的日本人の関心事が、出てきてい

ますが新型コロナ報道も一定の関心事シェアは占めているようです。

「何か変」とは再三指摘していますが、PCR検査陽性者を新規感染者

と言い換えたり、重症者数、死亡者数を、明らかに恐怖心を煽る目的で

持ち出す、とか。

つまり、正常な数値比較はしない、事実と予想を混同する等々です。

たとえば、一時は「隠れコロナ患者死亡者が相当数いる」として、脅して

きましたが、6月、7月のデータでも、私が見る限り超過死亡率は、特にみ

られないようです。

しかしながら、テレビウイルス感染症や、コロナ脳は、なかなか治らない

ようで、客観的数字を、受け付けません。

第何波と呼ぶかは、存じませんが、秋には、冬には・・・・と話は続き

ます。

 なお、少しでもPCR反応の陽性者であって、その方が亡くなった場合、

その理由問わず、「コロナ死亡とカウントしろ」という役所のお達しは、

まだ効いているようですが・・・ 

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今日は、驚き、弱っているウイルスをイメージしました。

2.再度、新型コロナ私見

何度も、このブログに書いていますが、私見はタイトルのとおり

「新型コロナは日本では、すでに感染が広まり集団免疫が成立している」

ということ。

私は感染学者でも医者でもないし、一社会人ですが、私なりの情報収集と

「常識」から、そう思うだけです。

今日の引用は、youtubeで見ている「松田学さん」の話の要約です。

https://www.youtube.com/watch?v=Mhsl9YtK6FA

「日本に蔓延する”コロナ脳”への対処と新政権での対策を考える」

というもの。

私なりに、少し要約します。

(順番は入れ替え、グルーピングをしました。)

 (1)コロナ脳ともいえる、差別と村八分が日本社会に蔓延

 感染症より、村八分の誹謗中傷が一番怖い

 特に地方の方々にとっては100%のテレビ報道、

 テレビウイルス感染ともいえる。

 もう一つは、「同調圧力

 これを助長しているのは、社会全体の問題、根が深い。

 マスコミだけでなく、企業社会、地域社会も。

 新型コロナ「感染者」を「励ます」のでなく「差別する」

社会の側面あり

(2)マスコミの手法

 そもそもテレビは、不安をあおって固定客を取り込むのが目的

 たとえば、実行再生産数は、相当前から「1.0」を切っている、

つまり「感染は縮小に向かっている」のに、このことは、テレビは

報道 しない。

テレビを見る方を「安心」させると「あおり」がやりにくくなるから。

客観的数字を見ると、「日本はコロナ対策優等生」部類ですが、

「優等生日本」が、唯一負けているのはPCR検査数、そこを取り上げて、

感情的な報道。

 

集団免疫を主張する京都大学の上久保さんが、テレビ出演した時の話

テレビ側が主張したいところだけ、編集、あとはカット

とにかくテレビは、視聴率をとること

(3)松田学さんの見解

ネットでないと、真実が分からない

PCRをすればするほど、一定割合の無症状保菌者が陽性となる

世界でも、死者数はインフルエンザの死者数の範囲にとどまってる

結局、マクロでみて、新型コロナは変異型の風邪であった。

通常より感染力が強いが、衣料療現場で抑えられる程度ということが

が分かってきた。

(4)政府は、野党やマスコミより、しっかりしている

 政府は、立場上、正面切って「新型コロナは収束とは」言えない」。

 コロナ脳の方々の非難が怖い。

 実は、Go to Campain が政府のメッセージ。 どんなに批判され

 ても継続しているのが証左。

そんなに心配なら、キャンペーンは取りやめているはず。

(5)医者の見解

 PCR検査の不完全性は、多くの医者は認識している

 医者が一番信頼するのは肺のCT

 対策の目的は「重症者数が、医療資源を下回ることがすべて」、との

見解あり

(6)michi私見

 感染症分類が「第2類」のままだと、インフルエンザ検査陰性の

うえで、 またコロナ検査に指定感染症病院へ向かい検査が必要。

それこそ医療崩壊へ向かうリスク高まるのでは。

新型コロナで「軽症」、「無症状」の方が、一般病院に入れなくて、

ホテルや自宅待機で療養は、やはり変。

 

 と、今日は、ここまでにします。

 

追加情報

9月8日現在で、東京都の新型コロナ「重症者数」が昨日比較マイナス3人

で21人まで減ったそうです。

上述のように、日本では特にPCR陽性者数を信用していないし、日本では

この重症者数推移を、注目しています。

最も、「新型コロナ感染症が主要因で重症」なのか、「他の要因で重症と

なり新型コロナにもり患していたのが判明」なのかというのは、私には判断

がつきません。

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その10」 今回もまた多数紹介

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敗戦記「その10」も同じイラスト

本年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」

というのをアップしていますが、今回10回目です。

イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、 

読者への何らかの参考となればと・・・

  1. 日本・日本語・日本人

大野晋/著  森本哲郎/著  鈴木孝夫/著  

出版者    新潮社 2001.9

大正生まれの、私に言わせると、最後の教養人世代に思えるのです

が、国語教育の問題から英語第二公用語論、さらには対米戦略まで、

日本語を愛してやまぬ3人が日本の将来像を深く真剣に語りあって

います。

物事を常に歴史的視点から考察できる懐の深さを感じます。

日本語を軸に論じ合う「日本語論」の決定版といったとこと。

20年前の座談会ですが、今も変わっていないな、と思終える一節を

引用します。

「コマーシャルも、ウーッとかビューとか、ものすごく刺激的な

ものを子供たちに見せておきながら、実生活では品のいい行動を

しろなんて無理。(中略)

食事もそっちのけで、テレビに見入っている。思考力は養われ

ないし会話もないような状態で言葉を覚えろなんて、そんな

バカなことはないよ。」 (P85 大野氏の発言)

 

  2. 法の哲学

G.W.F.ヘーゲル/著

尼寺義弘/訳  

出版者    晃洋書房 2009.5

注記       『法の哲学』第四回講義録1821/22年冬学期,

ベルリン キール手稿

正確に理解できたかは別として、一つ一つの日本語に訳され

た文言は解ります。

少し広げて、一文が意味するところも、何とか解ります

しかし、文章が重なって、論理を展開し、全体として言わん

とすることが、解らなくなってきました。

解らないのに、引用はしたくない。

頑張ってみたものの、「理解不能の敗戦記」でした。

 

3. 台湾危機         (正論1月号増刊)

李登輝蔡英文陳水扁 他/著  

出版者    産経新聞社 2020.1

「台湾モノ」は、私はいろいろ書いていますが、情報収集

のひとつです。

2019年12月発刊とありますから、記載情報としての最新は、

わずか2年弱かと思いますが、台湾情勢もまた、大きく動

いています。

例えば

  2018年単独インタビューの李登輝さんは先日亡くなり

  ました

  2019年単独インタビューの蔡英文さんは、台湾総統選挙

  に勝つ前の情報です。

書籍構成は以下の6部構成で、網羅的によくまとまってい

ます。

 1.リーダーたちの言葉

 2.台湾総統選の行方

 3.台湾独立の歩み

 4.台湾を狙う中国

 5.守るべき日台の紐帯

 6.台湾が抱える課題

誰しも、自分の見たいもの、聴きたいものしか、受け入れ

ない、との見解は、ある意味正解でしょう。

ただし、広く社会科学において、「中立」なり「偏向」と

いう判断を誰が(現在の人間が)できるか、というのは、

解決がつかないと思います。

 

4. 政治学の名著30

佐々木毅/著  

出版者    筑摩書房 2007.4

人間が集団の中で生活することのあり方や、異なる集団同士

のもつれ合いと闘争。

それらへの深い洞察に満ちた30冊を紹介しています。

政治学へいざなう最良のブックガイドの登場なのですが、

「まえがき」に著者の真摯な感情が表れていて、面白いです。

「何よりも、古今東西の大家たりを相手にして一人で立ち

向かうというのは誠に心もとない話である。(中略) 結局

のところ、私自身の読書ノートの中から「見えるものしか見え

ない」ものとして本書は誕生することになった。  P009

記載の30冊は、全文、一部、解説本等々私の摂氏からはさま

ざまですが、私の理解度を確認するうえで、良い参考となり

ました。

佐々木毅さんは、 1942年秋田県生まれ。東京大学法学部卒。

東京大学教授、東京大学総長を経て、現在、学習院大学法学

部教授。日本における政治学・政治思想史研究の第一人者です。

 

5.ペスト

新潮文庫        カミュ/[著]

宮崎嶺雄/訳  

出版者    新潮社 2004.1

あらすじも背景も大体、知っています。

不足している知識を補おうとすれば、少しPCで検索するだ

けで、過剰なほど出てくる昨今です。

もう半年以上続く「新型コロナとの共存」時代にあり、世界

中で読者の一つのヤマができたことでしょう。

あえて、私が取り上げて、したり顔に感想文もどきを書くの

もおかしそう、ということで「敗戦記」へ。

主人公で医者であるリウーの言葉から少し引用するだけに

します。 

「とにかく、この世の秩序が死のおきてに支配されている

以上は、おそらく神にとって、人々が自分を信じてくれな

いほうがいいかもしれないんです。神が黙している天井の

世界に目を向けたりしないで。」

P179

 
 
 
 
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今週のお題「もしもの備え」 「もしも」を上回る災害は、仕方がない。 諦観です

1.一般的な備え

 今週のお題「もしもの備え」とのことです。

確かに、9月は防災の日に始まり、台風もやってきますし、歳時記的な

お題ですよね。

「歳時記的」と言いましたが、地震は、現在の科学技術水準は読めない

し、新型コロナにいたっては(私の認識はマスメディア違うので)どうも

マンガみたいに、映ります。

さて、我が家も、一般的な緊急時の備えは、しています。「私も」と書け

ないのが、真実で、家庭でのいわいる「防災グッズ」は、妻だよりです。

保管場所と袋の中身を、私も確認している、という程度です。

住まいは割と戸数が多めの分譲マンションなのですが、マンション管理

組合(いや自治会?)から、期限管理をした飲料水や食料の配給は定期

的にあります。

ありがたいことに、私自身は決定的に重い災害、に遭遇したことはあり

ません。

もっとも、先の特北大震災の差異は、私の居住地域は大規模な液状化

発生し、断水が続いたのには、まいりましたが・・・・

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防災グッズはちゃんと用意しています

2.現実に災害に遭遇しています

私自身は、上記の感じですが、肉親、友人・知人は、大変な目に遭って

います。

(1)今年の7月上旬、九州を襲った豪雨により、地元の球磨川が氾濫、

「思い出を含め、いろいろなものが流されてしまいました。」

詳細は、7月7日に私のブログにアップしており、URLは下記のとおりです

肉親、友人・知人に限らず、行政関係者含め「もしもの備え」はしていた

のですが、「想定外の事態」は起こります。

ダムの計画、川の浚渫、災害情報の連絡周知体制等々、論点を議論していけ

ば、話は尽きませんが、「仕方がなかった」との感もあります。

思い出含め、いろいろなものが流されてしまいました。 地元の球磨川氾濫から思うこと。 - 中高年michiのサバイバル日記

 (2)熊本大地震

もう、熊本大地震発生から4年になります。

文書から引用すると

 4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震央とする震源の深さ11 km、

気象庁マグニチュード (Mj) 6.5、モーメントマグニチュード (Mw) 6.2

地震(前震)が発生し、同県の益城町震度7を観測した。

 その28時間後の4月16日1時25分には、同じく熊本県熊本地方を震央

とする震源の深さ12 km、Mj7.3、Mw7.0[3]の地震(本震)が発生し

西原村益城町震度7を観測した。

Mj7.3 は1995年(平成7年)に発生した兵庫県南部地震阪神・淡

路大震災)と同規模である。 

こちらも、 肉親、友人・知人は、大変な目に遭っています。

居住しているマンションが使えなくなり、車中泊が続いたことを聞いていますし、

飲食店自営の友人は、それこそ「商売あがったり」。

「もしもの備え」はしていても、こちらも想定外のことでした。

 

 

3.結局「仕方がない、の諦観」あり

もともとの地理的成り立ちで、日本列島は、相対的に災害が多い地域です。

長い長い歴史(文字のない時代を含む)の中で絵、この日本列島に住む

人間は、自然災害は仕方ない、逆らってもどうしようもないという「諦観」

が生まれてきたのでしょう。

「自然」は「人間」と対峙するものであり、征服できるもの、征服すべき

もの、人間が制御するべきもの、とは違う考えのようです。

まさに、私自身もその考え。

自然を征服しようなんて、人間の大きな思い上がり。

例えば、ウイルスも、地球上で生物の先輩、撲滅なんて僭越、共存させて

もらう、というのが、私の基本的理解です。

現在の情報、知識、予算等々の制約の上で、やるべき備えはやるべきで、

家族はじめ、周りの力を借りながら、対応しています。

しかし、相手は自然。

こちらが、打ち負かされたら仕方ない。

運よくこちらに生命があったら、腐らず、悔やまず(実際悔やみますが・・)

また、立ち上がって進むしかない、と思って持っています。