書いているのは、11月2日です。
長い期間続いたラグビーワールドカップも、南アフリカの優勝で幕
を閉じました。
日本代表の活躍もあって
日本は強くないし、ルールが難しい、ある意味マイナー競技だった
ラグビーも、今回ある程度、広まったようです。
例えばオフロードパスやジャッカルなんで、いままで何人の日本人
が知っていたでしょうか。
いろんな経済効果も、マズメディアほかの報道の通りです。
その上に何を書くの?になりますが
ラグビー観戦趣味のオジサンの独断と偏見の独り言です。
いま私が感じているのは、
レベルが拮抗していると、勝負の結果は、紙一重であり、想定外の
ことがしばしば起こる。
さて、今大会の南アフリカ、イングランド(以下ENG)、ニュージ
ーランド(以下NZ)の3者の対戦結果について整理します。
①南アとNZは、同じ予選プールであり開幕戦でぶつかる。
NZの勝利。「事実上の決勝戦」との事前報道もありました。
よって予算プールをNZが一位通過、南アが2位通過。
②準決勝で、ENGがNZをランドを破る。
ENGのデキが素晴らしかった、との報道が多数。
一方NZではオールブラックスが負けると、「世界の終わり」
③本日の決勝、南アが勝利し、優勝。
ラスト20分までは、ほんとに競っていました。
①と②から、普通に考える結論は、
予選プールでNZは、南アに勝利しており、
そのNZに準決勝でENG勝利したから、
南アとの対戦ではENGのほうが強いはず。
よって、ENGが優勝する。
なんか、算数の問題みたいですね。
結果は違いました。
結果の点差を見ると、かなりのワンサイドゲームに見えますが、
それはラグビーいう競技の特性であって、点数が力の差を正確に
反映しているとは、言えない場合もあります。
今日の試合は、南アが自分の強みを存分発揮し、相手ENGの強みを
抑えた、ということでしょうが。
それからトライシーンがあったのは、よかったですね。
トライはメディア受けしますし、ペナルティキック合戦だけでは、
ラグビー観戦初心者には、いまいちの盛り上がりだったかも
しれません。
以前も書きましたが、なぜペナルティの笛なのか、自信を持って言えるヒトは、お茶の間や観客席には少ない、と思います。
上述の①,②,③を受けたの私の結論を再度書きますが
非常に力の拮抗した世界では、想定通りの結果にならないことも
よくある、ということ。
運(天候とか、ボールのバウンドの仕方とか)や、人智を超えた
見えない世界も、あるかもしれませんが、
上手く戦術を組み、それがちゃんと実行できて、相手の力を発揮
させず、自分の力を発揮できる環境作りが大切、ということでしょうが。
これって、経営戦略でも、普段の生活でも応用できそうですが、
それにはコメントできません。
「自分を出して相手を封じる、皆考えることは同じ、それは「勝
てば官軍」の理屈だろう、結果論だろう」といわれると、言葉を
返せませんが、、、。
今回大会の総括は、今後いたるところで、行われ、コメントされる
でしょうが、
私が一つ印象に残ったのは「お辞儀パフォーマンス」です。
代表では、今回ニュージーランドが始めて一気に広がったのでし
たっけ。
むろん過去の大会では、そんなパフォーマンスありません。
英地元紙「ガーディアン」は各国代表に広がるお辞儀の輪に注目。「地元の慣習に倣い、地元の観衆を魅了する」と今大会の日本の美徳の流行を特集している。
ラグビーW杯「お辞儀の輪」を英紙が特集、正しい仕方も指南 - ライブドアニュース
というわけで、6週間にわたり、充分楽しませて貰った、ラグビーワールドカップ日本大会も終わってしまいました。
|