1.師走とは
Wikipediaをみてみると
「しはす」の語源は、古いことなので分からないそうで、語源諸説あり
として9つ挙げていますが、一番有名なものを記載します。
経をあげるために師僧が東西を馳せ走る月であるところから、シハセ(師馳)の義〔奥義抄・名語記・あい(あいは土へんに蓋)嚢鈔〕。
要は、「師が走るから師走」と私用と思います。
無論もともと旧暦なわけで、強引に旧暦を新暦に読み替えました
旧暦の師走でいうと、ひと月ほど後ろ倒しになるそうです。
2.師走はほんとに忙しいか?
主観の問題でしょう
本格的に忙しいのは実際にも、各社会にある産業別、業界毎、また組織の部署部署により、それぞれにおいて異なるといった実態があり、均一に、世の中全体が忙しいといった解釈は明らかに間違いで
しょう。
たとえば、
➀ 日本の会社は3月決算が多くて、予算や各種事業計画の担当
なら、2,3月ですし、決算処理担当、株主総会周りに担当の
方となると、4,5月でしょう。
脱線ですが、会計関係の方に「5月のゴールデンウイーク」
は休んだ記憶がない、と聞いたことがあります。
② 学校関連では、大学含め4月入学が多いので、受験となる
早ければ1月から、遅くて3月半ばでしょうから、これも師走
の方が忙しい、には該当しないでしょう。
③ 私に農業実体験がないので解りませんが、長らくコメを作っ
てきたの日本の農村社会では田植えと稲刈りの時期が一番
繁忙期であり、師走ではなさそうです。
④ 12月はイベントが多いのは事実で、クリスマスや忘年会、
みそかに向けたイベントで、居酒屋さん、ケーキ屋さん、
チキン屋さん、蕎麦屋さん等の飲食関係が忙しく、これを
取り巻く取引関係者が多忙であるのは想像がつきます。
⑤ また年末年始の休暇狙いの商売であれば、師走は忙しくなる
でしょう。
観光地や都市部の繁華街などにおいての、正月休みである
客層の方の確保などを目的として、師走に集中的に商売とい
う方もいらっしゃるでしょう。
⑥ 一方、リアルな世界でなく、ネットの世界は「何をもって
ほかの月より忙しい」と判断するのは難しそうですね。
3.新年を迎えるため、忙しいのだ
気ぜわしい、ということはあるでしょう。
データによると、今の日本では、人数的には、自営業者り給与
所得者の方が、圧倒的に多い。
年末調整のための、書類を書く人は多いと思います。
保険料の証明書や他の書類集めたり、扶養家族の年齢や学校の状態
だけでなく、年間所得の見積もり数字を調べたり、記入作業をして
いるとほかの月にはやらないことですから「忙しい」と感じること
はありますよね。
最も11月には完了し、12月はヒマという方もいらっしゃるかもし
れませんが・・・・
すこし先の話ですが・・・・
年末の大掃除の話を少し書きます。
➀昔は店の窓ふきが私の定番
私の父は小売店の店主でした。
住まいと地続きの店(みせ)が、彼の職場であり、通勤という
発想はありません。
小売業はサービス業であり、季節感は夏商売ですが、年末年始
のみんなの休みは、稼ぎ時。
さすがに、元日(1月1日の午前)は店を閉めていましたが、
午後にはオープン、
お客さん対応、振り返ると、ほとんど年中無休状態。
一人の業態で、使用人がいるわけでないので、彼=父に何かの
イベントがあるときに、その時間だけ休業といった具合。
脱線が長くなりましたが、主題は年末の大掃除。
年末帰省した時に、店の窓ふき(店の出入り口及び商品のガラ
ス製の陳列ケース)が私の仕事。
窓を拭いていると、昔の知人に会います。
とはいえちょっと挨拶だけ、立話もしません。
当たり前ですが、自分の店だけに、父は品質管理は厳しい。
合格点を得るまで、黙々と平すら手を動かします。
②今は住んでいるマンションの掃除
今の大掃除は、主幹は妻であり、私が自分でハンドリングすること
はなく、淡々と指示に違うだけ。
➀の「店の窓ふき」といった単品ではなくて、雑多であり、一口
で担当を整理できません。
掃除用具の買い物等もあります。
とはいえ、子供が大きくなったので、妻は労働力としては、若い彼
らの方を重宝することも多いようです。
主幹者は責任がありますから、昔の父、今の妻、それなりに厳しい
です。
4.まとめ
12月1日にアップしようとして「あ、師走だ」とネタを考え始め
ましたが、読み返してみて、実質「今昔の大掃除体験」しか書い
ていないことが判明。
12月は、まあ後30日ありますから、今まで避けてきた生臭い政治の
話や、経済の話、日常のちょっと気の利いた話題等もあるでしょう、
これらを後日書くことにします。