中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

15年から20年後の日本の将来は明るそう。(超高齢社会への私見)

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おしどり夫婦のイメージ
大風呂敷を広げましたが、今回の話は
私は、15年から20年後は超高齢化問題がある程度解決しており、
日本の将来は明るい、という私見を書きたい、というものです。
 1. 日本の15年から20年後は明るい
今は、ニッチもサッチモいかないようにみえる、日本の大問題、
少子超高齢化社会への対応ですが、
私は、15年から20年後は超高齢化問題がある程度解決、しているように思います。

統計局ホームページ/人口推計/人口推計(2018年(平成30年)10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐

上記統計局からの数字ですが

15~64歳人口の割合は59.7%で,比較可能な1950年以降過去最低
70歳以上人口は97万9千人の増加,初めて2割を超える
75歳以上人口が初めて65歳以上人口の半数以上となる

と現状を書いています。

ご存知のように釣り金型の現在の日本の人口ピラミッドには

二つの「こぶ」があって

 1947年から49年の第一次ベビーブームに生まれた方、「団塊

  世代」方、御年70歳から72歳くらいの方

無論その次の世代、第二次ベビーブームもありますが、ずっと

「人口のこぶ」は比較的小さいので、今回議論しません。

人口がパワーであるのは、古今東西、いろんな証左がありますが、

戦後の日本を、いろんな意味で象徴してきたのが、この団塊

世代の方々。

高度成長時代しかり、「ジャパン・アズ・ナンバー1」を経て、
バブルの隆盛と崩壊、そして昨今の「働き方改革」が動き出す
過程といつにおいても、人口が一番多い世代が主人公でありました。
今は超高齢社会の主役であり、75歳の後期高齢者突入を控え、
健康寿命」の問題がクローズアップされます。
私の,想定は、
彼らが人生の舞台を降りる頃、だんだん減少していく15年から
20年後、高齢化に関するいろんな問題が解決に向かい、日本は
明るくなる、という結論です。
 
 2.なぜ明るくなる?
改めて、誤解を招かないために書くと、私は決して先般世代に、
悪い印象を持っているわけでも、早く人生の舞台から去れ、と
言っているのでもなく、(それどころか、個人的には大いに感謝
しています。)客観的に人口動態からの推測を書いています。
私の感情論は、一切ありません。
なぜ日本が明るくなるかの根拠はのひとつは
財政の負の部分、総合的な国の維持コストが減っていくため、です。
今一番人口が多い部分の方が人生の舞台を去ると、結果的にそう
なります。
 無論日夜、多くの方が日本の将来のため、少子超高齢化社会
の対応に腐心し対応を行っていますが、「成果があがる部分」と
「そうでない部分」があります。
「努力の結果として成果が上がる部分」と、上記の「主人公であ
る高齢者数が、減っていくため成果が上がる部分」の合わせ
技で、日本は良くなっていくという理由です。
勿論、日本の全体の、人口減は止まらない、と思います。
特殊出生率が継続して2.0を切っているから当たり前です。
日本が、少子超高齢社会であることに変化はないでしょう。
ただし、大きなこぶはなく、ゆっくりゆっくりのトレンドです。
上記のように、この15年から20年の間に英知を集め、対策は
進歩し「成果が上がる部分」は相当出てくると思います。
 韓国や中国の急激な超高齢化へ向かうでしょうし、向かって
いる面がありますが、日本は、この点では卒業に違いと思います。 
楽観論といわれるでしょうが、私見では、移民増加は平均年齢
若返りのプラス効果をもたらすと思います。
 
3.医療問題
医療労の点も私は楽観的
確かに、最近までの長い長い医療の進歩は
「病原菌をやっつけ、また調子の悪くなった身体の器官を修理
したり、取り換えたりして延命、長寿を達成してきました」
これははこれで、大変すばらしい。
ただし、「年齢に応じて、脳を含む身体機能全般がバランスよく
衰えていく」ことに対して、釘を刺した感があります。
結果として、本人や関係者にも、苦悩を敷いてきた感は否めない
と思います。
昨今の痴呆症対応医療に見られる、脳に対する医療進歩は
脳をサポートし「健康寿命を延ばし、生物としてバランスよく、
衰えていく」ことに対して、大きな一助になっていると思います。
 
 4.そもそも悲観論が受ける
 多くの未来予想が、そうですが、楽観論はダメで、悲観論の
方が、一般的にずっと受けます。
いつの時代もそうで、これは、人間の性ではないでしょうか。
将来には、希望よりまず不安を持つ。
不安が個々人の一番の問題であり、「将来不安にならないよう
お金を持ちたい」と誰しも考えるし
また保険に限らず、人間の不安、心配をベースとした商売はいつ
も受けるのは、実証済みです。
ところが、実際のところは、
また、いろんなメディアが出す未来予想は、悲観的なものほど、
当時の受けはいいですが、実際予想の多くは、
技術革新、人の意識の変化等により当たらない、ことが多いです。
たとえば、子供の頃私は、将来はほんとに石油がなくなってしま
うと、当時の情報から思ったことこともあります。
 
5.最後に
一昔前、ネクラ、ネアカ、ネバカという表現が流行しまた。
どうせ未来は読めません。
確り、勉強は必要ですが、解らない部分は楽観でいいのでは?
これでは品が無ければ、経営者風に
最悪のことを想定しつつ、楽観論で手を打っていく
未来は明るいぞ。
  
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