中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

難民と新型コロナウイルス 社会的弱者がグローバルリスク 「難民」とはネットカフェ難民にあらず

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船で逃げる難民をイメージしたかったのです。

1.「難民と新型コロナウイルス私見

先日(2020年4月7日の私のブログ)で、気になるのは社会的的弱者と書きました。

緊急事態宣言 各自生活があるので取り方は様々 3蜜・不要不急は不変 - 中高年michiのサバイバル日記

〇私の懸念の第一は、従前から一貫して自分自身や身近な

方々の経済問題ですが、加えて「これから拡大する地域と

軍事問題」です。

 ・中南米やアフリカ諸国他、医療体制が弱いところが、

襲われる

 ・難民はじめ社会的弱者(米国の無保険者等含む)への広がり序章

 ・若者でもエイズ治療薬常時服用者含め「弱っている」人々は、抵抗力が弱い

 ・米国国航空母艦船員感染にみられる軍事的勢力均衡へ

の影響

2.再度「難民」のイメージ

無論「難民」の範囲は広く、個別特有の問題が多く、私が一般化する

のが僭越なのは、よく解っています。

ここでwipipediaから「難民」のイメージを抜粋します。

難民」のイメージとラベルの問題は、内外の学者から常に

指摘されている。 

世界的に難民というとアフリカの黒人とその子供児童らを

想起しやすいが、次節で数値を示している通り、実際には

アフガニスタンイラクといった紛争地域を抱えるアジア

人が多数を占めており、現実とは異なる姿を世間一般に投

影している。

 そうした「難民」のイメージには、強制移動の境遇に貶め

られた人々を弱者視し、無能力な人種として取り扱おうと

する傾向がある。

元UNHCRで難民研究者の一人は「いわば弱点を強調するこ

とで、イメージはそれ自体、彼ら難民のもつ(中略)可能性を

覆い隠してしまう」と述べており、難民のイメージは、時

に人間としての尊厳を蹂躙する危険性を孕んでいる

難民 - Wikipedia

 3、難民の新型コロナウイルス感染報道

以下は、一例です。

(1)2020年03月31日の 

「手すら洗えない」難民キャンプ 新型ウイルス感染を防げるか

と題する記事ですが

 「手すら洗えない」難民キャンプ 新型ウイルス感染を防げるか - BBCニュース

難民や移民キャンプの不衛生な状態が、新型コロナウイル

スへの感染を防ごうとする人々にとって問題になってい

る。

ギリシャ・レスボス島のモリア難民キャンプでは、3000人

を収容するために建てられた施設で、約1万8000人が暮らし

ている。

このキャンプにも新型ウイルスによる感染症「COVID-19」

が迫っている。

 (2)怖いのが先日2020年4月4日 13時37分の記事

ギリシャの難民キャンプで20人感染 2500人生活 リスク高まる

ギリシャの難民キャンプで20人感染 2500人生活 リスク高まる | NHKニュース

ギリシャにある難民キャンプで2日、新型コロナウイルス

の感染者が20人確認され、政府はキャンプの出入りを制限

する措置をとることにしています。 

地中海に面したギリシャは内戦が続くシリアなどからドイ

ツや北欧などヨーロッパを目指す難民の経由地で、多くの

人が足止めされていて、UNHCRによりますと現在、11

万人がキャンプなどで生活しています。 

このうち、およそ2500人が生活しているとされるアテネ

郊の難民キャンプでは、ここで暮らす19歳の女性が病院で

出産した際、新型コロナウイルスに感染していたことがわ

かり、キャンプ内で検査を実施したところ、20人の感染が

確認されたということです。

  これは書いている2020年4月9日現在、私が日本語で読めるニューは

限られており、新規ニュースの紹介はできていません。

いつも思うのですが、「報道されない情報・書かれない情報」も大切

なのです。

とはいえ残念ながら、コメントはできません。

「類推」で書くと私の妄想になりそうですし・・・・

 4.以前の書評から

難民について半年ほど前に少し書評を書いていて

「難民」の一つの事例として、「知らないこと」をいくつも知りました。

「バタフライ」(読書感想文もどき) 私は生き延びる、蝶になり羽ばたく - 中高年michiのサバイバル日記

その時と同じ本の紹介とします。

 なお、2020年4月8日午前零時から、日本も緊急事態宣言が出され

締め出され居場所を失う「ネットカフェ難民」も、一つの話題にな

っていますが、私はこれについては、コメントしません。