1.時事ニュースは、追えません
一貫して書いているように、時事問題に関して個人ブログで、タイム
リ―に情報を追うのは、そもそも無理です。
起こった事象に対し後追いながら「私見」を交えたコメントを披露し
読者に、伝えたいのが趣旨です。
さて、以下の2020年4月21日 20時26分の記事、時間はもう2週間前
ですが
感染者増加も外出制限解除 その理由は? ガーナ | NHKニュース
ニュースを要約(抜粋)すると
西アフリカのガーナでは、新型コロナウイルスの感染者が
増加しているにもかかわらず、都市部で行っていた外出制
限を解除することを発表しました。
(具体的には)
ガーナのアクフォアド大統領は国民向けの演説で、新型コ
ロナウイルスの感染拡大を防ぐために先月30日から首都ア
クラと第2の都市クマシなどで実施していた外出制限を20
日をもって解除すると発表しました。
国内の感染者は1000人を超えて増え続けていますが、アク
フォアド大統領は「外出制限は特に貧困層や弱い立場にあ
る人たちに困難な状況を生じさせた」と述べ、国民の経済
的な困窮が解除の理由だと説明しました。
(中略)
アクラに住む女性はAFP通信に対し「現金を稼ぐために
働きに出ることもできず、まるで戦争中のようだった。
大統領に感謝する」と話し、外出制限の解除を歓迎してい
ました。
(中略)
その一方、各国で外出制限の措置がとられたことで路上
での物売りの仕事ができなくなるなど多くの人の生活が行
染防止対策を徹底することの難しさが浮き彫りになってい
ます。
2.おカネは大丈夫?
上記は、「経済再開せざるを得ない」という現実。
「コロナで死ぬか、飢餓で死ぬか」とも言えそうです。
また、いわいる先進国では、「経済的に補償」が政治責任のよう
ですが冷たく言うと、「程度問題」です。
例えば、第一弾の対策で、おカネは「蒸発」してしまい、第2弾、
第3弾と行くうち、体力のない国家は「ない袖は振れない」状態と
なっていくでしょう。
〇 もう一つ事例
新型コロナ:マレーシア、大半の経済活動を再開 4日から (写真=AP) :日本経済新聞
マレーシア、大半の経済活動を再開 4日から
(2020/5/1 13:04の報道です。)
マレーシアのムヒディン首相は1日、大半の経済活動の再開を4日か
ら認めると発表した。
新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向を示しており、民間
企業の活動を認める条件が整ったと判断した。
〇ヨーロッパでも、再開動きはありますが、次は米国事情の引用
米 一部の州では経済活動再開 NY州などは慎重 新型コロナ | NHKニュース
米 一部の州では経済活動再開 NY州などは慎重
新型コロナ
(2020年5月2日 5時14分の報道です)
拡大を抑えるため外出などを控えるよう求めた行動指針
の期限がすぎ、南部テキサス州など8つの州が一部の業種
について経済活動を再開させました。
3.国民にちゃんと説明しよう。
以下は、引用でなく、私見です
(1)「何より命を守る」と政治家は言いますが、どうも白々しい。
新型コロナ感染症で直接亡くなる方より、はるかに大きい数字の自
殺者がいて、自殺原因の一つが経済的困窮だと思います。
これを、どこまで深く考えているのか。
もちろん自分は「かやのそとだから気にしない」、とも勘繰りたく
なります。
実際、行政幹部や「専門家」と言われる人は、自分の収入がないと
か、生活が立ち行かないというのは、あくまで自分事では、無いのでしょう。
(2)政府に情報開示のお願い
百歩譲って、ここでは、「専門家」とか、「マスメディア」は論じません。
行政当局の対応のこと、を少し。
①いろんな「専門家」の意見を聞くのは結構
医療の立場の人が、自分のこと業界のことしか考えていないのは、
ある意味当然
②医療の立場の判断と政治判断は違うでしょう。
政治責任の立場で、判断し、国民に不利益を要請するなら、ちゃん
と説明しましょう。
身近な一例をあげます。
何処かしこで出てくる「再生産数」の話です。
これを、どうして責任主体である政府が、開示しないのか。
県単位どころか、もっと細かくタイムリーに開示すべき。
以下、私の知るつぎはぎ情報(誤認ならば申し訳ないです)ですが
基本認識は単純「数字が1.0を超えていると感染拡大、下回ると収束に
向かっている。
感染拡大時のイタリアやスペインは3.0くらいで、東京都の場合1.7く
らいもあったとか。
この数字が、厳しい遺贈制限や都市封鎖の緩和の指標の一つであるの
はうなけます。
ところが、4月10日時点では0.5から0.7で、全国的にも、東京都度に
も収束に向かっているとの情報発信も。
再度書きます。
自分に都合の悪いこと隠したいの、人情です。
でも政治責任任がある立場では、これは、いけない。
ちゃんと、情報を公開しよう。
国民はもちろん馬鹿ではない。
ちゃんとした数字が公表されると、分析できる人間は、民間にもた
くさんいるはずだ。
なお、月4日時点情報ですが、対処方針に変更があるようです。
具体的に、どういう風に実効性がある変更だったかは、後日書きたい
と思います。
役所の作文が、「よくできました。」ではすみません。
結果が全てですから。
4.最後に
いつも書いていることですが、人間だれしも、間違うのは仕方ない
とおもいます。
ただし、間違いに気づいたらメンツを捨て、早く修正しよう。
これが、生き残っていく道だと、思います。
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