中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦前の中高年がざっくばらんに書きつける日記

今週のお題「会いたい人」私の場合亡くなっている祖父 いわいる書物上の人物は会わない方が無難

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祖父母と孫のイメージです。ブログの内容は祖父と私

1.今週のお題「会いたい人」

(1)お題の説明を見ると

「抱きしめたい家族」「じっくり語り合いたい友人」「一緒にお出か

けしたい恋人」「愛を伝えたい憧れの人」など、を上げています。

今回もまた、主観の極みで、可能性、蓋然性を省くと、想いは時空を

超えて・・・

「抱きしめたい家族」ですと、わが子は、赤ん坊や子供のころは、確

かに「抱きしめたい」のですが、その後成長した現物がいると・・・

なかなか、書きにくい。

私の場合、死んでしまった人に落ち着きます。

小林秀雄ばりに「其処に行くと死んでしまった人間という

ものは大したものだ。 

何故、ああはっきりとしっかりとして来るんだろう。

まさに人間の形をしているよ。 【無常という事】

 なんて、格好つけるわけでは、ありませんが、死んだ人間は、もう

イメージが変わらない訳ですので、評しやすいことはあります。

 (2)もう一つの提示に「一番会いたい」とありました。

当たり前ですが、「一番」と言うと、ひとりでしょう。

仕事も遊びもなにごとも選択は難しいですが、ひとりを選ぶとなる

と、そうでしょう。

一方、「相手がいない」といった別の考え方でも、そうです。

いくら、人間関係が希薄、と言う方も、今の日本の社会で誰とも接せ

ずに、生存していくことは困難であり、「ヒトギライ」と言っても

ひとりくらい、会いたい人はいると思います。

1.祖父(もう亡くなっています)のこと

私の祖父は、もう20年以上前に亡くなっています。

「会いたい」気持ちを2つに分けます。

その1.私が幼児時代に、遊んでもらった祖父。

庭の掃除はじめ、(おそらく自分で決めたのでしょうが)日課

淡々とこなす祖父、絵画(日本画)を愛し、掛け軸にして飾り、楽し

んでいる祖父、焼酎でなく日本酒が好きだった祖父、孫の私には典型

的な優しいお爺ちゃん」でした。

気持ちのその1は、昔に戻って会いたい、ということ。

よく、「孫には(子と違い)責任がない」と聞きます。

彼とっても、養育の責任より、楽しみの側面が強かったのでしょう。

実父や、叔父から聞く若い頃の祖父は「短期でやかましものの、怖い

オヤジ」とのこと。さもありなんです。

その2.彼ならどう考えるか?

がらりと雰囲気が、変わって、堅めの話。

祖父は、小売業の店主、いわいる自営業者でした。

農家や漁師でも、勤め人でもありません。

太平洋戦争前は、少し成功していたようで、「戦時国債」も買ってい

たようです。

ご存じのように、それは「紙屑」となり彼は財産を失くします。

客観的には、高度成長に乗るというより、「戦後は没落」のグループ

だったのでしょう。

「会いたい」感情のその2は、自分と同年代とイメージした祖父に、

大人同士の会話として、いろんなことを聞いてみたい、ということ

です。

2.「会いたい」が会わない方がよさそう

(1)各人、いろんな体験の集積で現在があり、「会いたい人」が幾

多と言うのは普通でしょう。

こちらも「すでに亡くなってる人」が大部分ですが、私の場合、書籍

の中の人物とか、執筆者にも、とても興味があります。

というか、書籍の中の主人公であれ、執筆者であれ、「その人に興

味」がなければ、接する(本を読む)ことは、無いわけで、中には

「会いたい」と思う人がたくさんいます。

(2)タイトルに「会わない方が無難」と書いています。

司馬遷の「史記列伝」やヘロドロスの「歴史」にも幾多の変人や、残

忍な人物は出てくるし、夏目漱石が癇癪持ちで、家族や周囲の人は大

変、と何かで読みました。

明治維新後の「岩倉使節団」のメンバーが、教養人として海外要人か

ら高い評価を受けた、という話も聞きます。

はるか昔に亡くなって、今も話が伝わる人物だから、多くの人物

が、一癖もふたくせもあるはず。

全人格の一部分を切り取って、考察や、鑑賞を行うのはいいと思いま

すが、仮にじかに接してみたら、気づまりだったり、恐怖心だった

り、凡人に私としては、少なくともいい気分ではないでしょう。

ということで、今週のお題の私の答えは「祖父」でした。