中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

米国大統領選挙に思うこと その1 対立軸が鮮明だと盛り上がる

1.米国大統領選の本格化の時期
ご存じのように、11月3日には、米国大統領選挙ですが、民主党
共和党の党大会が始まり、選挙活動もいよいよ本格化、といった
ところでしょうが。
今後、折に触れ、節目節目ごとに、米国大統領選挙に関して私が
思うことを、書いていきたいと思います。 私見です。
本日の結論は、以下の通り。
ある程度拮抗した政治勢力同士で、議論を戦わすのはいいこと、
選ぶ国民にとって、対立軸があるほうが解りやすいことだ、
と思います。
ネガティブ・キャンペーンとか、日本的感覚で「品がない」との
戦略もありますが、「必要経費」として、良しとしましょう。
ということ。
なお、ネガティブ・キャンペーン は1988年の大統領選挙に、共和党
選挙対策本部が開始したらしく、世論調査で10%以上離されてた
共和党のブッシュ候補が、民主党のでデュカキス候補を破った際の
戦略の一つと評されています。 

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11月3日に、米国大統領選挙です。

2.選挙制度の基礎のおさらい
選挙制度の基本のおさらいをします。
①米国大統領選挙は、4年に一度。今年2020年は選挙の年。
2016,2016,2012,2008・・・・と、当然遡っていけます。 
その前は、2016年で共和党のトランプ候補が民主党候補の
ヒラリーに勝ちました。
②実質的には、共和党候補と民主党候補の争いです。
米国は、国家制度として「一党独裁」で張りませんが、実質は
2大政党間の争いです。
③直接大統領を選ぶのではなく、各州ごとに大統領選挙人を選びます。
各州には、人口割をベースに、選挙人の数が割り当てられています
④大統領選挙人は得票数比例でなく、「勝者独占方式 winner takes
all」によります。

つまり、一人でも多くの大統領選挙人を獲得した候補が、「州の選挙

を丸どり」することになります。

⑤当然、多くの州の州を押さえた候補が勝者になりますが、歴史的に

見て実質的に「共和党寄りの州」なのか、「民主党寄りの州」なの

は、大方、決まっています。

よって、戦略としては、どちらの等の候補に入れるか、過去「揺れ

ている州」(日本語訳では「激戦州」と表記することも多々ありま

す。)

つまりスイング・ステート」の開票結果が、勝敗を決します。

 以上、正確な法にも基づく段取り、手続き論は、置いといて実質論で

ざっくり書くと、上記のようになります。

 

3.共和党民主党の政策論について

正副大統領候補が、決定しました。

共和党は、現政権を担当していますから、正副大統領候補はトランプ

とペンスになります。現職の正副大統領ですね。

民主党の方は、バイデンとハリスです。

バイデンは、2016年までの民主党静観の副大統領ですよね。

具体的な再作論争は、今後取り上げるとして、
四つである共和党の政策にについて

トランプ陣営が、共和党の全国党大会が始まる前日の23日、報道機関

などにあてたメールから、引用します。

(日本語のNHKニュースからとりました。)

項目別に書くと

外交政策

アメリカ第一主義をうたい、同盟国に応分の負担を払うよう求め

るほかイラクアフガニスタンに展開しているアメリカ軍を撤退させ

る。

中国について、ほかの外交政策とは別に項目を立てて重要性を強調し

「中国への依存を終わらせる」として

中国から100万人分の製造業の雇用を取り戻すほか、

連邦政府は中国に業務を委託する企業とは契約しない、

さらに、中国に新型コロナウイルスの感染を拡大させた責任をとらせ

る、

などとしています。

新型コロナウイルスへの対策

年末までにワクチンを開発し、来年には社会を元の状態に戻すとし

ています。

別途新型コロナに関し、日本時間2020年8月24日の記事を紹介

   新型コロナウイルスに感染し回復した患者の血液の成分を

   別の患者に投与する「回復者血しょう」について、アメ

   リカのトランプ大統領は、FDA=食品医薬品局が緊急の

   使用を許可したと発表しました。

〇雇用

10か月で1000万人分の新たな雇用を創出するほか、グローバル主義を

排除し、国民に損害を与える国際機関と対決するとしています。

 

民主党につては、後日書くことにしますが、

対立軸ととらえると、解りやすいです。

外交政策において強硬路線か柔軟路線か。

減税政策か、増税して他に回すか、「大きな政府か小さな政府か」

つながります。

安全保障を考えるうえで、軍備予算の維持拡大か縮小化か等々、ほと

んど対立軸で考えてよいでしょう。

 

4.まとめ
現在でも米国が、一番世界でパワーを持っているのは否定できません。
米国選挙結果によって、世界の動向が変わっていくのは致し方、あり
ません。
現在に日本は、実質的な二大政党制存在せず、明確な政策の対立軸を
国民は理解できません。
そういった意味でも、ある程度拮抗した政治勢力同士で、議論を戦わ
すことをじっくり、観察していく必要があると思います。
現政権を、批判するのは日常からですし解りやすいです。
共和党としては、高齢場以前の健康状態、カマラの政治姿勢は「極左
勢力」ではないか、等々のコメントに事欠かないでしょう。
いずれにしても、あと2ケ月強で結果が出ます。
このブログでも、今後私見をいくつか書きたいと思っています。