今週のお題「チョコレート」です。
またまた、話をずらして、いくつか書いてみます。
1.日本におけるイベント需要
大そうなことを書くつもりは、ありませんが、ココ40年くらいの
日本のイベンド需要について、独断と偏見で。
高度成長期から経済NO.1、 バブル崩壊、その後の失われた〇〇年、
直近の新型コロナと、世相は、変わってきましたが、平均的日本
人のイベントと言えば、まず年末のクリスマスから、晦日、正月
と続く日々。
そして、夏の盆(旧盆,新盆ありますが)が、続きます。
続いて「新年度」に関する行事(主に3月から4月)、お彼岸や
節分もありますが、「輸入もの」としてバレンタインは成功し
た方でしょう。
早いもので、1970年代くらいから、市場として伸びてきたよう
に感じますし、最近陰りは感じるものの、贈り物のすそ野は広
いようです。「義理チョコ」という言葉もあるくらいですから
定着といってもいいでしょう。
直近の消費経済効果としては、ハロウィンに負けるかもしれま
せんが・・
なお、新型コロナ騒動の影響を受けることは事実ですが、ある面
姿を変えて、ヴァレンタイン・デーは日本の行事として生き残っ
ていきそうな感じです。
2.カカオは新大陸由来
食べ物の歴史には、個人的に、興味があるのですが、チョコレート
といえばカカオで、こちらも新大陸由来だそうです。
・紀元前、2000年ころからから、メソアメリカではカカオが栽培さ
れていた。
・15世紀までには、カカオは貨幣として流通するほど珍重された。
辛子、バニラ などの香辛料を入れ、ベニノキの種子で色を付け、
水や湯に溶かしたものに 調味料を加えたカカオ・ペーストを、
主に嗜好品として、また薬用や強壮用として飲用していた。
とあります。
ジャガイモや、カボチャ、トマトと同様、南米産由来の食物で、
いまや「世界商品」となった物は、少なくないですよね。
「薬用や強壮用」という言葉を聞くと、「茶」が日本に入ってきた
経緯も思い出します。
3.バレンタイン商戦の思い出
私は、一時期、「広義の食材卸」の中堅企業に勤務したことが
あります。私の担当は、財務経理・人事総務といった、いわいる
管理部門で、「ヴァレンタイン商戦」を直接指揮したわけではあり
ませんが、南部イタリア(シチリアが主力)から仕入れた、パスタ、
ワイン、チーズ、乾物等の販売に力を入れていました。
食材卸売り(一部小売り含む)を業とする会社経営において「イベ
ント需要」は、それこそ大きな「需要」の一つ。
私の方には、最終「数字」として上がってくるわけですが、いつでも
「大変な仕事」の一つでした。
4.チョコレートとウイスキー
このブログでも、いたるところで書いていますが、私はアルコール
ウォッカや、ジン、テキーラ、ラムも好みますが、主に飲んでいる
のは、焼酎とウイスキーです。
最近は、「仕事上でアルコール入り折衝」というのもずいぶん減り、
新型コロナ騒動もあり、友人・知人との会合も、「激減」といった
具合。
夕食とは別にとり、寝る前のアルコールが定番になりつつあります。
その際つまみは、ほとんど取りません。
たまに取る好きつまみは、ウイスキーの場合はチョコレートで
しょうか。
なお、久々のウイスキーブームで「原酒不足」も囁かれますが
残念ながら、今の私が「ウイスキーうんちく」を披露する環境に
ありません。
5.昔話は今日は止め
小学校高学年に始まって、社会人の、ある程度の年次まで、「バレン
タイン市場」に参加していたことは、ありますが、その昔話を、書くの
は今日は止めます。