中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

国民と行政にある程度信頼関係がないと、自粛も無理な感じ そうなると罰則含む強制力となる

1.信なくば立たず

今日のタイトルは、またまた意味不明かも知れませんが、新型コロナ

騒動開始から、早や1年半となり、東京では3回目の「緊急事態宣言」

が延長となるようですが国民と行政にある程度信頼関係がどうも

切れつつあるようで、実効性に問題のようです。

面従腹背のレベルを越えつつあるように思います。

つまり、論理、目的意識、効性等々の点で、説明責任や結果責任含め

て、特に新型コロナ騒動に関して、常識的な国民意識と行政当局(中

央政府や地方自治体関係者含む)との間の信関係が、壊れたようで、

ちゃんとこれを修復していかないと、もはや当局のいうことを聞かな

いし、そうなると罰則含む強権発動にならざるを得ないでしょう。

なお、

責任を負うべき行政当局が、まるで「とにかく反対、なんでも反対」

野党勢力や煽るだけのマスメディアと、ほぼ同じ低レベルに落ちて

いる気がして、なりません。

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信頼関係のイメージ、国民と行政もこれが必要

2.実例対応と、私が思うこと

私の立場は「常識的」国民と思っていて、まず信頼関係を崩した事例

をいくつかあげていきます。

(1)総論的に

精神論でなく、数字と理論による説明・説得が責任のはず

先ずは○○という目的達成のために△△を実行すると、数字と理論で、

確り説明することが必要です。

昔から言われるように「世界の中の日本」ですから、常に世界との

比較感は必要です。マスメディアに乗っかって「恐怖心の煽り」に、

注力しているように思えます。

新型コロナウイルス」のどこがどう特殊で、特別なのか、もう1年

半ですから、相当部分世界中に科学的知見もあるはず。時間ととも

に対応にも変化を、というところ。

(2)感染症分類

幾多の指摘事項がありますが、まずは制度の根幹をなす感染症区分

の見直しのの点。

何故2021年5月になっても、感染症分類が2類なのか、の理論的説明

いまだに良く解りません

行政からの説明もあるのかもしれませんが、あまり丁寧な説明とは

思えないし、情報も流布していません。

少なくとも、私の頭では、納得まで遠く至りません。

(3)ワクチン接種

別の日のブログでも書いていますが、ワクチン接種への個人の見解

は分かれるところ。

ただし、ワクチン接種を望む人には迅速な対応を、お願いしたい。

抵抗勢力が強いのは解りますが、法律・条例を作れるわけだから

迅速な手当を、望みます

歯医者さんの職員でも薬局の薬剤師さんでも、ワクチン接種作業

やれる人は、たくさんいるはず。

(4)「緊急事態」と「まんぼう」

規制や制限は、次々出しますが、実効性が、全くわからない。なぜ

なら過去の宣言に対する分析・検証が、うまく行わられていない感じ。

「解っていること」と「解らないこと」を分けあるのはイロハのイ。

数字に基づく「言葉」を発するべきで、実はトップが何をやるべきか、

解らないのっで「何かやっていますのアリバイ作り」と評する人がい

ましたが、「言いえて妙」かと思います。

 (5)「医療崩壊」という理屈

 医療資源が枯渇して、医療崩壊しそうなので、「緊急事態」である。

という理屈は、ある面解り易いですが、議論は日本での話です。

何故今日に至っても、医療資源があり、相対的に重傷者が少ない日本

で、いつまで待っても十分な、ベッドを増やせないのか。

桁数を間違えてしまいそう。

医療キャパシティーの話でなくて行政の話でしょう、とは常識を持つ

日本人なら、解っているはず。

 (6)不要不急は個人の価値観

これは、新聞記事から引用。

舞台や音楽の団体が声明を発表し

参加団体が開いた公演では、この1年間、劇場内の客席でのクラスタ

は発生していないと説明し「現場の努力の実態とエビデンスに基づいた

対策方針を政府に強く求め、安全に公演を開催してまいる所存です」と

して、「無観客開催」の要請を見直すよう求めています。

 

 3.信頼関係を壊す契機となる事件

(1)以下はネットニュースからの聞きかじりでウラは取ってません。

禁酒法が施工された1920年から1933年の米国の話です。

国民の順法精神が著しく劣化し、政府への信頼度合いのひとつのター

ニングポイントとなったとのこと。

「こんなおかしな悪法、守れるか」と反発心は強かったのでしょう。

(2)信頼関係が崩れ、大多数が変だと考える政策を強行するなら、

自粛に期待するのは無理で、罰則く含む広範囲な強制力が必要でし

ょう。

話を現在の日本に戻し、国民の大多数に大きなな影響を与える新型コ

ロナへの行政に対応が、非論理的、根拠軽視・不足、ちぐはぐ続きの

対応で、どうも、この米国の禁酒法レベルと、考えてしまうのです。