1.現代社会は自給自足が困難
現在社会は、生きるため、生活していくためには、お金がないとやって
いけません。
未来の生活が保障されるほどお金の余裕がある人は別にして、そうで
ない人(こちらがほとんどの方でしょうが)は、何らかの手段で今後
とも稼いでいかねばなりません。
現在社会を遡ると、自給自足できていた時代があり、いまでもそれで
満足という方は、お金がいらないかもしれません。
しかしながら、病や死に対して、完全に「自給自足」対応できるヒト
は、今の日本では皆無に近いのでは?
2.お百姓さん
さて「百姓」という言葉があります。
「おひゃくしょうさん」と呼んだりします。
現在では農業従事者の意味で使いますね。
「百姓」とは、本来「おみたから」、「ひゃくせい」と呼んで
「たくさんの姓を持つひどびと」の意味であり、いわいる支配者層や
特権階級でなく、一般人のことですね。
「百の仕事ができる人」の意味でもあります。
つまり、百姓は、単一の仕事だけでなく、たくさんのことを掛け持ち
でやってきたわけです。
現代社会で自給自足は無理としても、「百姓」目指して、いろんな
ことを、自分でできるようにならねばならない、少しでも進んでい
かねばと、半年もすれば還暦を迎える今頃になって、強く感じる
日々です。