中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦前の中高年がざっくばらんに書きつける日記

セロから学ぶ日本史講義 中世編(読書感想文もどき)出口治明さんです

今回の「読書感想文もどき」は

「ゼロから学ぶ日本史講義 中世編」

著者は出口治明 文芸春秋

 出口治明さんのことは、よくご存じの方も多いでしょう。

改めて引用すると

1948年三重県生まれ

京都大学卒業後、72年日本生命保険に入社

2006年ライフネット企画(2年後にライフネット生命保険に変更)

設立、

代表取締役社長。

2018年より、立命館アジア太平洋大学学長

大変な読書家であり、歴史中心に著書も多数、直近は哲学と宗教を歴史

的にとらえた著作もあります。

さて当該「ゼロから学ぶ日本史講義 中世編」ですが、

全部で8章

1.院政の始まり

2.平氏政権の実態

3.鎌倉幕府の虚実

4.モンゴル戦争と悪党

5.後醍醐天皇と足利兄弟

6.室町幕府の興隆

7.下剋上の時代へ

8.天皇、公家そして武家

という章立てです。

私は、歴史関係の書物は、かなり読んでおり、全世界の歴史までとは

いいませんが、大まかな流れは、掴んでいるつもりです。

それでも、出口さんの著作を読みたいと思うのは、彼の解釈、考え方を

知りたいからです。

いわいる本業として歴史を、教える、解釈する学者はや先生といった方々

とは違い、長らく民間企業でビジネスの第一線にいて、現在大学の学長を務め

る出口さんの物事のとらえ方に、私は共感する部分が多いです。

たとえば第4章の「26鎌倉幕府の滅亡」の小見出しをみてみると

キャバクラで陰謀

足利高氏の反乱

楠正成は悪党か?

とあります。

後醍醐天皇が、鎌倉幕府を倒す相談を始めた「無礼講」を

「今でいえばキャバクラでおお騒ぎをするような感じ」と表現して

います。

この表現にあったのは、私は初めてでした。

同じく第6章の「34義満の「権力の見える化」戦略」の小見出し

室町時代スカイツリーの表現。相国寺の七重の塔のことです。

出口さん独特の関西弁で、文化は熟すのに時間がかり三代目でピーク

とか、くじ引きで選ばれた将軍だが、当の本人は「神に選ばれた」と

思っているとか、

通説を理解した後の出口さん本人の見解が、大変参考になります。

 

当該著書でなく別著作ですが、モンゴルのクビライハンを、

広いスパンで物事を考えて、人材登用に実績がる、「最高の経営者」の一人

と高く評価している点も、私には、勉強になりました。