中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

この秋、たて続けに東日本は台風関連自然災害、昨年は西日本で自然災害

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増水により浸水被害の家屋

 1. たて続けの自然災害

 私の住む、千葉県は特に大変、ひと月半で3度の災害の来襲
   ですからね。
台風15号 千葉館山倒木、電力不通
台風19号 堤防決壊 浸水 館山で震度4の地震もありました
・今回の大雨(10月25日金曜夜を指します。)
  先日TVのインタビューで地元住民の方が「気が休まらない」
 とつぶやいていらっしゃいましが、実感でしょうね。
幸い私の住まいは、前回の東北大地震3.11の際は地盤の液状化
大変でしたが、今回は、現時点セーフです。
電車の計画運休で、予定変更余儀なくされたくらいです。
 
台風19号に東北地方の堤防決壊も甚大な影響です。
仕事関係の方で、自宅が流されてしまって仕事どころではない
という方も聞きました。
幸い、私の周りで、東北大地震のケースと違い今回は、本人や
ご家族が亡くなった話は直接聞いていません。
 
2.実は昨年も大変
日本列島は、細長いですが、実は昨年のこの時期も大きな自然
災害がありました。
対応に大変でしたが、昨年はどちらかというと西のほうでした。
 仕事柄、私自身が全国を飛び回ることはないのですが、全国
各地で、直接お客様と対面する店舗営業が多いため、リアルな
情報がいろいろ入ってきていました。
・西日本日本各地の大雨・洪水で、イオン等の大型スーパーの
 浸水報道もありましたが、出店している店舗も商品が水浸し
 で廃棄になったケースもあります。
・貿易業務も、関西空港の浸水、埠頭の破損で、大きな影響を
 受けました。
 物流に関して「ほぼ定時に、指定された場所で荷物が受取れ
 る」ということが「あたりまえ」として、仕入れ、出荷の
  ビジネスを組んでいますからね。
大阪の地震もありました。
 過去の統計では、午前からお客様が来ていただくことが
「当たり前」の店舗も、地震による店舗の破損、交通規制、
 災害による潜在顧客の心理状態から来店してもらうことが
「当たり前」でなくなっていました。
・西日本ではないですが、北海道の地震も大変で、事務所の
 什器 備品の破損もあったようです。
自然災害が直接会社業績に影響する、業種、法人は、多いと
 思いますよ。
すべては、考慮してしかるべき「経営リスク」といわれるとそ
れまでですが・・。
 
3.水害が多いのはなぜだろう?
  気温上昇につれで大気の保水力の上昇(飽和水蒸気量が多くなる)
ことは解ります。
つまり、温暖化していく(これは過去のデータあり。)に連れて、
空気中に保持できるの水分量が増えるので、それが一気に地上に
降る時、過去の気温が温度が低かったケースより大量に激しく降る、ということは、私でも理解できます。
確かに「ゲリラ豪雨」は30年前には、なかったかもしれません。
 
私の不勉強といわるとそれまでですが、
将来の地球温暖化議論が、海面上昇議論と直接結びつくとか、
温暖化原因が、人間活動が主要因なのか、そもそも、過去は正し
くても将来にわたって確実に温暖化するのか、そのスパンはどう
か等々議論は慎重に、お願いしたい、と思います。
強引な結論は、何か政治的意図、嘘くささを感じてしまうのです。
AIのサポートもあるにしろ、ヒトの英知が、現時点で確実な未来
予測できるとは私には思えません。
 
脱線します。
堤防決壊は人災ではないか、ハザードマップが古すぎるのは、
行政のサボタージュとかの議論は、私には極論に思えます。
人智及ばす、ではないでしょうか。
しっかり、その時々で未来予想・災害状況想定は必要ですが、
所詮対処療法しかないのでは?
対処療法も大変です。
せっかく水を一時時貯水する遊水池は建設したが、途中の「水の
通路」が土砂や倒木が原因で「詰まってしまい」、目的地の遊水
池まで水が届かず、水があふれて、街が浸水被害との報道もあり
ました。
 
4. 東京は世界一危険な都市
英保険組織のロイズが、ケンブリッジ大学と共同で行っている都市リスクの指標もある。こちらは紛争や災害の脅威を試算しているのだが、この都市ランキングでは東京が第1位、大阪が第6位となっている 。損害保険という「危険を買う仕事」の人たちの眼には、「東京や大阪は危なっかしい」と見えているらしい。

  

 脅威リスク都市ランキング(英ロイズ)

1位 東京
2位 ニューヨーク
3位 マニラ
4位 台北
5位 イスタンブール
6位 大阪
7位 ロサンゼルス
8位 上海
9位 ロンドン

確かに東京の治安はいい、安全清潔でしょうが、災害の脅威を損
害保険会社からみると、こうなるのでしょう。
私の趣味のラグビーですが、30年を超えるワールドカップの歴史
の中で、試合が中止になったのか今回が初めて。
そりゃあ各国代表選手も、「日本はコワイ国」と、びっくりした
ことでしょう。
 
5.まとめ
そもそも、地理的に自然災害が多い、日本列島に住む以上仕方ない。
古典を読んでみると、日本にはある種の自然災害に対する「諦観」
があります。日本人の精神構造に一つとなっているでしょう。
僭越ながら、私も「諦観」があって、
現状を冷静にとらえ、対処療法を駆使しながら、生きていくしか
ないと思っています。