中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

今週のお題「外のことがわからない」 情報の発信者、情報受け手の双方の問題があり「わからない」ことばかり

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井の中の蛙大海を知る、イメージ

1.「何が解らないが、解らない」再論

お題の説明に、以下の文章がありました。

何が「わからない」のか、わからない……なんてことはないですよね?

 違います。

私の場合『何が「わからない」のか、わからない』だらけです。

私にとって大問題で、昨年11月に、このテーマでブログを書いていいます。

何が解らないかが、解らない。解決には「教えてもらう」しかない。 - 中高年michiのサバイバル日記

私が考えていた対象は、システム関連のことだったのですが、

この時の結論は、以下の通りです。

解決する手段は

 何が問題間も含めて、解っている人に聞いて教えてもらう。

(具体的には)

  (1)まずわかっていそうな人を見つけること。

 (2)そして、教えてもらう前提として

 ①自分の聞く真摯な態度と、教えてもらう人を「先生」として敬意

を表すること

 ②自分でもわからないなりに、理解しようと事前勉強をしっかりし

ておく

 私見は「何が解らないかが解っていると、約半分は物事は解決だ」

と言ったところです。

2.「外のことが解らない」場合分け

今日のブログでは、情報の受け手の自分の問題と情報発信側の問題

に分けて、なぜ「外のことがわからない」かを、すこし考えます。

(1)受ける情報の背景を知らない

 ①漠然とした言い方ですが、情報受け手の力不足

  どんな報道にも、背景があるはずで、その背景を理解するには

  歴史や地理、考え方や文化構造を理解していないと、良く意味が

  解らないことが多々あります。

  と、偉そうに書いていますが、個々人の能力、時間制約等からは

  逃れられず、「歴史や地理、考え方や文化構造」の最低限でも

  知っておきたいものだと、いつも思います。

日々の訓練で、「多面的なものの見方」を育成していくしかないでし

ょう。

 ②情報発信者の立場という背景を知らない

  これも、大きな意味が、あります。

  誰が、どういう立場で、発信しているかを知らないと、情報その

  ものも誤認しがちです。

  SNS情報がいい加減で、大手マスメディアが「中立・偏向なしの

  報道」と言うのもあり得ません。

  そもそも「偏向なし」と言うのは、有り得なくて、それぞれ情

  報発信者の立場があります。

  立場を明確に、解り易く教えてくれるところは、助かりますが、

 それは、ほとんど不可能でしょう。

加えて、今どきの表現で、フェイクニュースも、たくさんあります。

ほとんどの情報の受け手は情報弱者の立場にあり、「情報の裏を取

ることとでフェイクを見抜く」ことは、物理的にとても難しいでしょ

う。

(2)報道側の意図が解らない

  報道により、数字を隠したり、歪曲したりする意図が読める場合

 と読めない場合がありますが、いずれにしても「数字をもとに論理

 的に考える」ことができないので、結局解りません。

 情報を流す側が、自分の意図する構成にしたくて、幾多の情報のう

ち、「都合の良い」情報を組み立てて構成し、「都合の悪い」情報は

捨てる、とか隠蔽するのが、よくあるというか、一般的でしょう。

本当は、報道側がAと言いたいと、見え見えもありますが、Bの様相を

前面に出しつつ、実はAと主張している場合も。

いずれにしても、自分の頭で考えて「再構成」しようにも、肝心の事

実や数字を、伝えていないことがよくあります。

3.最後に

今週のお題」に関して、いつも「ズラシ」や「勝手解釈」をやって

いつもごまかしていますが、今回も然り。

「外のことがわからない」だけでなく、「身の回りのこと」、「自分

自身の内面」も、解らないことばかり。

「完全にわかった」と言うことは、死を迎えても、あり得ないはずで

わからないなか、ともかく進んでいく、しかないと思っています。